おかげさまで、今年三月の羊は20周年を迎えます。感謝の気持ちを込めて、ささやかですが店内にて「ひつじのあゆみ展」を展示しています。2001年田園調布で夫が開いたパティスリー「三月の羊」が、2004年に西荻へ移り、私も入ってリニューアルオープン、2010年には大沼へ移住、2012年母屋の完成、2019年現在の新店舗完成と駒を進めてゆく様子が端的にわかるよう、写真を添えました。
西荻窪時代の掲載紙や、当時請け負っていたウノアエレ・ジャパン(ジュエリーメーカー)様のイベント菓子案をまとめたファイル、移住へのイメージファイルなど、ここでしか見られない資料を揃えてみました。大声で「来てください」とは言えない状況なので、また25周年か30周年の時に企画しますから、みなさんのんびりやりましょう♪ということで。
大沼への移住を決めた2007年秋の旅の写真
2011年11月11日満月の日、母屋の棟上げをした記念すべき写真たち
西荻窪を発つ時、Bowshaverさんたちが贈ってくださったオリジナル本『羊のいたまち』も見られます。西荻の風景や間もなくなくなる店舗内をしみじみと名残惜しんでくださいました。(豆本作家九十九耕一さん・粘土作家コヤナギアイコさん・羊毛作家新井ひでさんの合作)
とてもゆっくりでマイペースな私たちですが、たくさんの方のお力添えを得てここまで歩んでこられたことに、心から感謝いたします。ずっとやっていきますので、この夏北海道に行きたかったなーと思っていらっしゃる方も、いつかきっとお会いしましょう!これからも、よろしくお願いします。展示は8月いっぱいです。
★8月5日発売「dancyu 2021年9月号」(プレジデント社)平松洋子さんのエッセイの差込み写真でひつじパンDXとひつじのケーキをご紹介いただきました。