タカ1号です。
ヒワがブルーベリーを食べてしまうので、息子2のお古の洋服で案山子を作ろうかな、と思い立ったのですが、怜悧な息子1調べによると「案山子よりもタカを嫌がる」とのことで、家にあるものでタカの疑似人形を作ってみました。
中に発砲スチロールでできた緩衝材を詰めて、輪ゴムで止めただけのものですが、なかなか良い感じ。目だけ図鑑で調べたように息子2に書き入れてもらい、完成。早速庭に吊るしてもらうと‥‥
こんな感じ。重みで程よく揺れ、リアル。8月2日夕方に設置したところ、翌朝息子2の報告では、ヒワたちはブルーベリーの木から3ー5m離れたイタドリから様子見ては帰ってゆくとのこと。効果絶大!
実は、2週間後(8月17日)に植田さんがいらっしゃる時までブルーベリーを何とか守りたい一心で設置したのですが、効果がありすぎて思いがけないデメリットもありました。鳥の声が消えてしまったのです(><)
朝もまだ薄暗い3時半頃から賑やかに声を響かせ、一日の始まりを喜びで満ちたものにしてくれていた小鳥たち。夕暮れのお風呂の窓越しにも楽器では出せない透明感のある美しい声が聞こえ、一日の疲れを癒してくれました。が、以来ピタッとその声が消えてしまい、愕然としました。
植田さんは鳥がお好きなので、いらっしゃる日の朝タカ1号を外してみましたが、すぐには戻ってきませんでした。2-3日してようやく少しシジュウカラやヤマガラらしきものを木に鈴なりに見かけ、ホッとしました。
アカゲラはあまりタカに興味がないのか、タカ1号がいてもいなくても、木造の我が家をノックし続けます。
鳥の声のおもてなしはあまりできなかったものの、タカ1号のおかげで、ブルーベリーはしっかり楽しんで頂けました。無事パトロールを果たし、ブルーベリーの収穫終了。タカ1号も任務を終えました。今年はスズメバチの被害が少なくホッとしました。
おまけ*夫が散歩で見つけた鳥の卵の殻。
緑豊かな大沼では、225種もの鳥が観測されています。