大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

虫の仕事


先日のジャズフェスタはお天気に恵まれて気持ちの良い一日となりました。
ご来店下さったみなさん、応援して下さったみなさん、ありがとうございました。
全粒粉チーズスティックパイは好評だったので、今週店頭にもご用意しています。

今日から小倉・井筒屋さんにて特製缶菓子を発売しています。
秋のテーマ(デンマークのモチーフ)に添うチーズのお菓子の缶詰。
アパレルショップ・haupiaさんの店内で、売り切れ次第終了させていただきます。
東京・ラフォーレ原宿店では来週15日から。
こちらは缶菓子のほか、チーズひつじのケーキも10台限定でご用意。

さて、ここから虫の話になりますので、苦手な人は飛ばしてくださいね。

タデの花を飾ろうと庭を物色していると、葉に面白いものを見つけました。
葉の一部を切り取って、くるっと器用に巻いてあるのです。

上から見たところ

下から見たところ

夫が「オトシブミかな?」というのでそのオトシブミというのをネットで調べてみると、
ゾウムシの一種で、幼虫の揺りかごとして葉を巻く虫がいるようでした。
他にも葉を巻く虫はいるので特定できないのですが、「オトシブミ」って名前が可愛い。

かつて手渡しをはばかられるような手紙(恋文や密告、政治批判など)を、
わざと見つけてもらえそうなところに落としておいたそうですが、その頃の手紙の形が
このような巻物だったことからの見立てとのことです。

いいもの見せてもらったなぁ。庭で面白いものを見つけると、一日楽しい気分で過ごせます。
ここでの雑草の繁殖具合は半端なく、店の前の庭が花壇というより「ビオトープ」に
なってますが、整然とした花壇に憧れつつ、こんな出会いを楽しむのもいいかな、と。
思いがけない自然のサプライズは、神様のウインクみたいな嬉しい気持ちをくれるのです。