3月上旬、エネルギー切れを感じていた矢先に、大きな励ましをいただきました。
ほんとうに、神様がいるのかと思った。けどたぶん、思いやりを尽くしていただいた
だけ。私にもそんな贈り物ができるだろうか。
可愛いミモザと共に、春が訪れました。
その週には家族の連続誕生日もあったりして、息子1ついに二桁になりました。
お店と共に皆様に見守っていただきここまで大きくなりました。
ありがとうございました。
男子3人で作ったバースデイケーキ。中は抹茶味のスポンジにクランベリーが散らして
あり、栗のクリームとチョコレートがなかなかおしゃれな大人っぽい味でした。
生まれてきた息子1にあげられるものは何だろう、と考えて、非力な私は抱っこの
代わりにひらすら子守唄を歌い、お金と物の代わりに一緒にいることをプレゼント
して、本は読んでと言われるままに何十回でも読み、やってみたいということは
他人に迷惑かかることと健康を損なうことを除きだいたいやらせて7歳まで育つのを
見守りました。
7歳からはゆきだるまが転がるようにその核がごろんごろんと転がり、
そこから少し手を放して息子2の方へ重心を傾け、目は生き生きしてるかな、
毛並みはいいかなということくらいしか気に掛けてなかったけど、
何だかマイペースにやっているようです。
寝る前のお話は息子2が占領しがちですが、「タンタンの冒険」シリーズだけは
息子1の為だけに読み続けようと決めて、5歳の終わりから9歳の終わりまでに
シリーズ24冊を2周しました。すごく楽しくて、共通の笑いが得られたことは
大収穫です。全然完ぺきではないけれど、やるだけやった、と思いました。
何となくの子育ての方針は息子2になるとぐだぐだに崩れ、サザエさんのように
怒りっぽく追い回すことが多くなった気がします。
(注意は3回目から怖くなるよって言ってるのにきかない息子2)
息子1のこれまでの環境は本人が持つ運みたいなものなのかもしれません。
本人が育つ方へ育つ。見守る大人は、きっと親でなくてもいいんでしょうね。
いつだったか五味太郎さんが「(子どもが育つとき)信頼できる大人が1人いれば
いい」って言っていました。今の日本で「お母さん」にかかるプレッシャーって
重すぎる気がするので、みんなに抱っこしてもらって、お母さんじゃなくたって
全然いいよねって雰囲気の社会になるといいなぁと勝手なことを望んでいます。
息子1が10歳になり、肩の荷が半分降りたこの頃。
一方で7歳に向かっている息子2はずっしりと。まだまだこちらはかかりそう(^_^;)
「前例」とはぜーんぜん違う、また新しい1年生の誕生です。