大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

がんばれ厚真

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北海道胆振地方地震から1年が経ちました。
被害に遭われた方のご冥福と、被災地の復興をお祈りいたします。
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厚真町を知ったのは、2年前に大沼の友達Tちゃんが引っ越したからでした。去年はむかわ竜のふるさとを訪れること、平取のアイヌの里へのお礼参りを兼ねて、夏休みにTちゃん家族を訪ねた矢先のこと、とても驚き、通ったばかりの緑豊かな山々がむき出しの土砂にまみれている姿を報道で見てショックでした。

Tちゃんにその後七飯のりんごを送ったり、何か出来ることがあるかな?と思い時々声をかけて様子を聞いたりしていましたが、春には去年の秋収穫された厚真米、夏にはたくさん実ったというハスカップのジャムなどをいただき、厚真で生きると決めたTちゃんの気丈な様子と共に、厚真の生命力に逆に励ましをもらうことが多々ありました。

大沼から引っ越した先でようやくひと息ついたところへの地震で、敷地内にトレーラーハウスを借りて住むことになった一家ですが、それもまた来年末には返却しなくてはならないとのことで、家を建てる決心がついたと話してくれました。私がこの一年新店舗を建てた様子を、参考にしたいと言ってくれました。

とてものどかで広々した空と緑がどこまでも続いていた厚真町。大好きなハスカップをあちこちで栽培して特産品にしている厚真町。友達が家を建てると決めた厚真町。ささやかなご縁ですが、厚真の魅力をこれからももっと知って、応援してゆきたいです。
がんばれ厚真!がんばれ胆振地方!

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