大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

どんどん自由に

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2学期から習い始めた「漢字」の世界が面白いらしく、車から見える看板を何でも読もうとする息子2。「なんとかせつ?…あっわかった!させつ(左折)って書いてあるんでしょ」など、推理を交えて楽しそう。「こま(息子)勉強したからずいぶん自由になってきたよ」とのこと。いいな、と思いました。

勉強して自分が自由になる感覚、すごく大切だと思います。「そうだよ、勉強すると自分がどんどん自由になっていくんだよ。自由になるために勉強するんだよ」

「どうして学校へいくの?どうして勉強するの?」と立ち止まった子どもたちに聞かれたとき、はっきり周りの大人が言ってあげた方がいいと思うんです。「自分が自由になるために、そして世界が平和になるために、勉強するんだよ」って。それから広い宇宙にちりばめられたたくさんの面白いものを見つけるために。

もちろん、おかしな校則とか、学校には色々腑に落ちないことはあるかもしれないけど、そういうことは些細なことなんだと本質をはっきりと見せてあげることが、ただ同調して「行かなくてもいいよ」って言う前にまず必要なのではないかな、と私は思います。一緒に先の方を見渡すライトを当てて少し見通しをつけられたら、今ある問題がどうでもよくなることだってあるから。

今年も子どもたちと一緒に書初めをして、自分がこの一年でどんなことを実現したいかを頭の外側に表しました。書くと、もう心がそちらへ向かって走り出す。叶える為にこうしようってことを、どんどん思いつく。書くってことはすごい魔法だなって思います。(デメリットもあるし、書かない文化ではその魔法を他の方法でやるでしょう)

今年はどんな一年にされますか。新しい真っ白な紙に、どんなことでも書くことができるって、すばらしいことですね。

(写真は夫・息子1・息子2共作のバースデイケーキでした)