大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

耳麗しい季節

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大沼は野鳥観察に持ってこいの場所。鳥にそれほど詳しくない私でも、窓から見える鳥多数。アカゲラクマゲラアオジシジュウカラクロツグミ・ウグイス・オオルリ・トンビ・アオサギオオタカ。一度だけ見かけた川の宝石と言われるカワセミ。夫や子供たちは私よりずっと詳しい。


病院で「リラックスする音楽をかけて」とiPodに頼んだら、せせらぎと鳥のさえずり、葉擦れの音がほぼうちで笑ってしまった。いつの間にか「歌が上手い人」の基準が鳥と比べてどうかになってて、同じ頃よく聴き込んだハンバートハンバート遊穂さんの声は鳥みたいに透き通ってきれいだ、なんて思う。でもほんと、5月から6月にかけての大沼の音は最高。写真からも音が聞こえますように。

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山ぶどうの蔓からしたたり落ちる樹液

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延齢草(エンレイソウ

17年でやっと花が咲くと言われる延齢草だけど、うちのまわり、延齢草の花畑。ほんとうにそんなに貴重なの?と疑いたくなるくらい。今年は特に、延齢草が目立つ。年によって(気温や雪解けの水量が違うから)、春の主役が違う。今年は辛夷と延齢草の年だった。それはつまり、ここから一気に繁って包まれる緑より一瞬早く見せ場があったということ。たった1日か2日で何もかもが変わって、緑に覆いつくされそうになる。

明日も静かな森の中でお待ちしています。
(札幌市・石狩管内・本州以南の方は今は通販のご利用をお待ちしています♪もう少しの辛抱ですね)