大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

北の暮らし・北の旅

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新店舗の土台

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手刻みで作られた凹凸

2年前の秋に建てられた新店舗の土台。大工さんによる刻み、美しいですね。

少し前のこと、大工の齊田さんが十勝のお友達を連れて来てくれました。我が家と新店舗は木組みの家で、骨組みに釘を使わない日本の伝統的な軸組み構造で一人の大工さんにより建てられています。

かつては村の人たちが協力し合って1軒の家を立ち上げたという木組みの家だからこそ、齊田さんが事前に刻みをしっかり仕上げて下さっているので、夫と友達のまっちゃんと3人で棟上げをすることができました。

2×4が主流の現代では珍しい光景だったと思います。道南には他にこうした作りをされている方が少ないので、齊田さんは同世代で共鳴できるお仲間をずっと探し求めていたようです。そして十勝の木村建設さんを中心とするお仲間と出会い、居住関係のプロ4人が先日うちを見に来てくださったのでした。とても気持ちの良い方々でした。

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はたらくものづくり村の「かってば」

木村さんたちの手により、 足寄にはものづくりする人たちの移住を応援する「はたらくものづくり村」が誕生したそうです。美しい!ビジネスやイベントで場所利用だけすることもできるそうです。単身移住者や短中期滞在者向けの「ながや」、私も住んでみたい!

建物というのは「考え方」なのだなぁと改めて感じ入ります。この写真だけでもう、してゆきたい理想の暮らしが伝わってきますものね。ものづくり村のパンフレットをお預かりしましたので、興味のある方はお店や通販でお渡しできますよ(通販の方は備考欄へ)。

北海道にもこれまでの大工さんが培ってきた自然に根差した工法を学び、これからを良くしていこうという気持ちで上っ面でない地域活性化に取り組む同世代の人たちがいるということ、とても心強く楽しい気持ちになりました。

家が「建てて終わり」ではないことを教えて下さり、長らく私たちの生活を見守り付き合ってくれる齊田さんにも心から感謝しています。

それから同じ頃、大沼公園の観光案内所で三月の羊のお菓子を買って気に入ってくださったというつぼさんからメールをいただき、移住についていろいろ振り返る機会となりました。つぼさんのサイトにすばらしい写真とともに大沼の旅を紹介してくださっています。事実を正確に丁寧に紹介していらっしゃるので旅の参考にもなりますよ。最近ゆかれたウポポイの旅もおススメです♪

☆大沼の旅→ https://tsubom.com/hokkaido-sangatsu-no-hitsuji

☆ウポポイの旅→ https://tsubom.com/ainu-upopoy