大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

時にひたる、時を見守る

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白樺の白い樹肌がまぶしく光り、毎日鳥の声に耳洗われる5月です。今日は気持ちのいい五月晴れでした。とても静かだったので、こんな時こそ工夫が生まれる!となかなか着手できなかった植栽コーナーを整頓。お天気の日に植物の手入れは最高♡時間を忘れ夢中になりました。

北海道の感染者が700人を超え、とうとう緊急事態宣言発動。広い広い北海道では天気予報も通常24か所が別々に出されるので旅行で母が驚いていましたが、札幌と函館は、本州で言ったら東京と名古屋くらい離れているので天候や気温は全然違います。

行政は14の管轄に分かれ、函館や大沼を含むこの道南地域は「渡島」と言います。700人の感染者のうち、札幌がおよそ500人、渡島は9人という内訳なので、この辺りは比較的のんびりしていますが、GWには一番早く春が訪れる道南に道内各地から車が集まり、札幌や旭川のナンバープレートを多く見かけました。できる限りの感染症対策はしているものの、いつ何があってもおかしくない状況ですし、結果が出るのが1週間後からなので気づくまでにタイムラグがあることもドキドキ。

リスクはあっても閉まっているお店だらけの大沼も淋しいし、出会いは嬉しいし、どこまでどうするかは本当に判断が難しいところで、矛盾もあるかもしれませんが、私たちなりに話し合いを重ね、情報収集をしながら3日まで営業しました。ゴールデンウィークから1週間が経ち、ひとまず全員が健康でいられることにほっとしています。

来て下さる方は昨年のGOTOの時とは明らかに違って、皆さんできる限りの対策を気を付けてくださっているという印象でした。ご協力ありがとうございました☆


1年あまり変わることなく営業を続けられていることに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。昨年の今頃は、状況を心配していつも以上に通販を頼んでくださるお客様やどうしているかと連絡をくださった方、変わらぬペースで通い続けてくださる近隣の方、どんな状況でも営業してくださっている大沼観光プラザの存在に特に支えられました。

平日の観光客が減った一方、キャンプブームや近場を楽しもうと散策される近隣の方が増え、遠方への卸のお話や、道の駅での販売も始まり、途切れることなくお仕事させていただくことができました。みなさん本当にありがとうございます。心温まる言葉もたくさんいただき、大変な状況だからこそのいたわり合いや優しいお気持ちに触れ、感動の多い1年でした。

通販では西荻のお店に行っていました!という方との再会が続き、これも励みになっています。移住して11年経つのにずっと覚えていて下さるなんて。。。

緊急事態宣言後の状況は未知ですが、強風が吹いても折れないスミレのように、大変な時は低く身をかがめてしなやかにありたいと思います。

道の駅では「なないろ缶」のリボンをバージョンアップ♡

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「石や」に店長代理が出現?!
息子2が撮った写真です↓

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明日も感染対策をしっかりしてお待ちしています。
お菓子は店頭のみとなったあんずのケーキ・リンツァー・ブラウニーもあり、少量ずつながら種類が多めに揃っています~♪ 通販にはコーヒーとお菓子の「コーヒーブレイクセット」をご用意しました。ほっとするひと時をお楽しみください。

激動の時代を一緒に生き抜きましょう!私たちは時代の生き証人デス^^