ストーブ点火までカウントダウンの大沼です。明日から写真展「音楽と港」が始まります。搬入を終えた店内を撮影して外へ出ると、青い夜空にキリっとした三日月過ぎの月が浮かんでいました。しんとした空気と月夜が、土屋知子さんの写真展と呼応しているみたい。
音楽雑誌「snoozer」のカメラマン時代に撮影したバンドマンや、幾つもの風景が重なって、どこか幻想的で不思議なモノクロームの世界。ご自身で現像するフィルム写真は幾つかのネガを重ね、質感を大切に焼き付けてゆく版画のようなスタイル。写真を語る言葉を持っていない私ですが、知子さんの写真は絵みたいだなと思います。
今回はお願いして販売用カードも作っていただきました。