大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

石や


日々欠かせない私の栄養素Creepy Nuts、今日は4(cnとしては)度目のMステ。たった2年の間に濃縮されたドラマを見せてもらい続けてる。すっかり堂々たる30代の風格での快挙。がんばってる人の努力が報われてゆく姿気持ちいい。私もがんばろっとめっちゃ気合が入った。


さて、ここからは石やの入荷情報^^

先日鹿部へ釣りに行った息子2。天気が良すぎて釣りには向かなかったと石拾いに転じ、石やの仕入れ日和となりました。「特別な磨き方」で磨いて乾かし、少しずつ出してゆくようです。タイミングも値付けも本人なりの工夫と理由があるようなので、ほぼ本人に任せて見守っています。

私も石が好きなので、自分とは違う基準で選ばれた石は見ていて面白く、思わず買ってしまうことも^^。ただのお金儲けになってはいけないので、少し掘り下げるのもいいかな、とチャート式で調べられる本を見つけ(写真下右)一緒に種類を調べてみたりしました。


小学館の図鑑NEO 岩石・鉱物・化石』小学館
宮沢賢治の地学実習』柴山元彦/著、創元社

例えば「縞がある→Yes or No」、でYesなら「縞は太い?細い?」と進んでゆき、「細く割れやすい」なら「結晶片岩」と出てくるので図鑑(写真下左)で確認、という風にです。慣れるまで特定が難しいものも多いので、それぞれの石に名前をつけるまでには至りませんが、「これかもね」と思うだけで石の見え方が違ってきます。

長い年月と情報がたくさん詰まった石は静かながら雄弁で、息子の石を売る行為は手に取った人と石の会話のきっかけ作りにもなっているのかな、と思います。大切にしてくれている方から、時にお便りをいただくこともありました。

明日は仕入れたての石が並ぶようですよ。
「いちどには出さないよ。少しづつ出す」
きっぱりした口調で、自分なりのやり方で進む息子2でした。