大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

『りすとかえるのあめのたび』原画展(8/18ー9/18)

来週から始まる植田真さんの『りすとかえるのあめのたび』の原画が、西荻窪ウレシカさんから到着しました。この後は静岡へ。大切な原画を信頼して預けて頂けた事に感謝し、間近で見る植田さんの原画に改めて感激しました。

水墨画のような繊細な絵柄は、私のカメラで捉えきれない美しさ。ぜひ会期中お店で実物をご覧ください。今回は原画8点を展示。他に販売作品・絵本・グラスなどのグッズも少しお預かりします。

絵本は既に販売中☆




旅をする約束をしていた仲良しのりすとかえる。「こんなあめふりじゃたびにはいけないや」と思っていたりすのところに、「こんないいひにたびにいけるなんて!」と意気揚々とやって来たかえる。旅支度をして、ふたりはいよいよ本格的な旅へ出発します。
雨の音と森の湿度が伝わってくるような絵が見開きいっぱいに展開されて、読んでいると一緒に船に乗っているような心地よさです。


読んだ後、雨が降っている日が何だか心楽しくなり、どこかでふたりが旅をしてるかなと思い浮かべてしまいます。

『りすとかえるのあめのたび』をお買い上げの方への特典「雨の日新聞(裏はポスター)」もとってもすてきです。絵本と販売作品は期間中三月の羊通販でもお取り扱い予定。遠い方はぜひ覗いてみてください。

絵本の中と、まるでひとつづきのような雨の大沼でこの絵本を開く幸せに加えて、原画が並ぶ日。きっと他の場所とは違う空間が、そこに現れるでしょう。

 


前作『りすとかえるとかぜのうた』とセットでおすすめ(いずれもBL出版