大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

マルシェ無事終了

見事だった紅葉はぱっと散って初雪が降り、ついに冬の入口です。

5回目の冬、今までよりゆとりを持って迎えられている気がします。
初めてのときは設備が整っていなかったので、まず洋服を揃え、
家のあったかグッズ(断熱シートや窓辺に置く風塞ぎ)を買い、
雪かきグッズを買い、車を冬仕様にし、とあたふたしていました。

雪自体は、物珍しくて、北海道の雪はとにかく軽くてきれいなので、
みとれたりびっくりしたりして楽しめたのですが、
不慣れなために車で出掛けることができず、当時1歳だった息子と
家にこもりきりだったのが、精神的に大変だったと記憶しています。
(ひと冬でどのくらいかかるかわからない灯油代も心配の種でした!)

あらかた設備も整い、これからどうなるかの見通しもつき、
薪さえ揃っていれば灯油代の心配もなく、近所に寄れる場所もできた今、
冬はそんなに怖いものではなくなりました。
今年は積極的に冬を楽しめそうです♪

さて、先日の蔦屋書店はこだてマルシェの様子です。
おかげさまでお菓子完売しました☆☆☆


みなさんほんとうにありがとうございました!
楽しく充実したひとときでした。
来て下さったお客様はもちろん、すてきな場所を提供してくれた蔦屋書店、
物作りに高い意志を持つ仲間を集めてくれたスロウ編集部のみなさん、スロウ村の仲間、
全力でお菓子を用意し2日目は子守りをしてくれた夫や子どもたちにも感謝しています。

イベント出店というと長テーブルを用意していただくことが多いのですが、
蔦屋書店では写真下部の「パレット」と呼ばれる正方形の7段の積み重ねた木箱、
写真左真ん中に見える向こう側が見える木枠、
他にリンゴの木箱と同じ大きさの木箱2箱が用意されていました。
さぁ、どう使う?
白紙にお絵描きをするような気分で、わくわくマルシェのお店を作りました。

お隣は今年七飯町に加工所を移したオーガニックケルプさん。誠実で魅力的な商品。
吉川さんの食の提案は幅広い知識と実践に支えられた奥深いお話で興味深かったです。
選びに選んで、「鮭節とマッシュルーム風味の海藻ふりかけ(全て道産素材)」を買いました。
味わい深く、新米を豪華に食べることができました。
ごまの代わりに煎ったいなきびを使っているのがおしゃれ!


それから私のツボだったのが皮細工「古グマ」さん!
伊達で手づくりの皮小物を作っている作家さんです。
バブーシュのブローチを買いました。

昔アンティークショップをしていたこともあるという彼女。
古い物を取り入れた作品や、外国の民族衣装みたいなカラフルな作品が多く、
デザインやアイデアが自由ですてきなものばかりでした。

蔦屋書店の建物が包含している哲学に改めて敬意を感じながら、
2日間のイベントを売り子としてでだけでなく楽しませていただきました。
産後久しぶりのイベント販売で緊張していたなか、
いつもお店に来てくれるお客様や友人知人が声をかけてくれてとても嬉しかったです。
ありがとうございました。