大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

2011-01-01から1年間の記事一覧

外断熱

青い雪景色。 高校生の時、雪国の風景を写真から油絵にした作業を 思い出しました。青やクリームやグレー、赤を混ぜていったなぁ。 その頃から、人生はここへ向かっていたのかもしれない。 今年は壁の外側に断熱材を入れてゆくところまで。 壁に枠をつけ ↓ …

クリスマスプレゼントなのか、数日すごい雪。積雪30cmくらい。 この季節をのんびり過ごすのは、この仕事に入って初めて。 大沼にいるとクリスマスという言葉も忘れそうなくらい静かで、 ゆっくりゆっくり時間が流れます。 雪は寒いときほど時間をかけて舞…

寒さに対しての感情。 始め、泣いた。次、怒った。 今日は笑った。 カメラにはうまく写らなかったが、凍った草木がキラキラしい。 北国はロックだ。 東京にいるときアンビエントが好きだったけど、 今はブルーハーツとかやたら聞きたくなる。 今に、とてもあ…

大沼が凍りました。車のドアとか家のドアとかも凍り気味。 新しい家の前の落葉松もうっすら雪化粧。 さらさらで、触るのが気持ちいい雪です。 壁と窓が入り、「住む」が近づいてきます。 大黒柱みたいな頼もしい煙突 息子はまだ知りません。ここがおうちにな…

白鳥が頭上を飛んでゆきます。 低く高く鳴き声がして、5−6羽の群れ。 シャッターを切るより早く。 寒い中、齋田さんが着々と作業を進めてくださり、 壁ができました。 先日塗った部分を内側にしたOSBです。 外側は断熱材を入れ、上に杉板が貼られます。 内…

MEGUMI

敷地内からの恵みをいかしてリースを作ってみた。 土地は、いろんなものを与えてくれる。 家の完成まで、思ったより時間がかかりそう。 待ち遠しいけれど、 全ては丁度いいときに完成するって信じてる。 そのあいだにやること、まだまだみつけるよ☆ 私は全て…

屋根2

3週間にわたる屋根作業もようやく終盤。 屋根に通気層を取るため、2重構造になっていて手間がかかるのですが、 こうすると夏でも2階がムレることなく、 湿気がたまりにくいので屋根が傷みにくいというメリットがあるそう。 つららもできにくいのだって。 …

煙突

左官屋さんが入り、煙突が立ちました。 蓄熱性があり、コストも手頃で手入れがしやすい集合煙突。 存在感がありすぎること、モルタルを塗った場合ひび割れなど 劣化がおきるためか、今では珍しいらしいです。 どっしり頼もしくて、良い感じ。 煙突がある家っ…

カテゴリー分けしました

開墾の様子、家作りの流れをまとめて見られるようにしました。 8月14日土地を手に入れたところまで遡れます。 右下の「カテゴリー」から「場作り」を選択してください。

ソーセージ作り

大沼ふるさとの森自然学校の「いのちを無駄なくいただく術 ソーセージ作り」に参加しました。 駒ヶ岳噴火など、災害があったとき自給できる力を高めるための 講座の第3回です。各回温泉券付き。 講師は友人であり養豚を営む「小さな農場」の山田憲一さん。 …

ペンキ塗り 水おとし 雪の時間

夫とふたり、壁面になるOSBにペンキを塗りました。 息子は親切なお隣さんへ。 裏のざらついた方に水性ペンキを2度塗り。 裏ならではのめんこい質感。ただし塗りにくい。 帰りは吹雪。毎晩水おとしが欠かせない日々です。 古いお家には必須の水おとし。水道…

目が覚めると吹雪いていて、積雪3cm。 冬を越せるだろうかという少しの不安と、うっすら死の恐怖。 こうして厳しい冬を迎えるごとに、謙虚さや許容力、 周りの人との連帯感が高まる気がする。 玄関の戸の隙間からさらさらの雪がふき込んで、 コンクリートの…

屋根

初雪が舞って、気温ががくんと下がりました。 上がっても5度という震えるような寒さのなかでも 齋田さんはひとりもくもくと仕事をすすめ、 みるみるうちに屋根がかかって、家らしくなってきました。 野路板の張られた2階に上がると、急に「住む」ことが リ…

棟上げ完了

すごい勢いでフレームが出来上がってゆき、 4日目のきのう、とうとう棟上げまで完成しました。 2011年11月11日11時頃のことです。 (てっぺんにいるのは頭領ではなく私☆) 夫(左)は棟木の最後の仕上げを打たせてもらい、感激。 齋田さんの手がけ…

北と南

現場の上を白鳥が渡ってゆきます。月がきれいです。 11月11日満月の日、那覇の公設市場前に 「世界一狭い古本屋 ウララ」が開店します。 かつて対戦式書評サイト「ほんだな」を一緒にやっていた仲間です。 梟の看板が目印。お近くの方はぜひ足を運んでく…

柱を立てる

晴天。土台の上に柱を立ててゆく作業に入りました。 大工の齋田さんと、夫と、友だちのまっちゃん。 現場の大工さんはめちゃめちゃかっこいいです。 ずっと見ていたいけど、息子がうろちょろするのでなるべく近づかないように。 伝統工法に基づいたシンプル…

土台 落ち葉かき

いよいよ家作りが始まりました。手がけてくださるのは 仁山の大工・齋田工務店の齋田さんです。 親しみのある栗が土台と聞いて、なんだか嬉しくなりました。 齋田さんの体はスーパーマリオみたいによく動きます。 気持ちのいい働きぶりを邪魔しないよう、 私…

紅葉おすそわけ

大沼が最も美しい秋です。 夫から「毎シーズン言ってない?それ」とつっこみ。 でもでも、ほんとにビジュアル部門だったら間違いなく秋。 体感部門は春かなぁ。 来られないみなさんへ、紅葉のお裾分け。 実物は写真よりずっときれいですよ。 駒ヶ岳は先日初…

鹿肉パレード

「鹿肉いる?」との友だちからの電話をふたつ返事で引き受けたものの、 ハイエースのワゴンにごろんごろんと足4本分の肉の塊が ポリ袋に入って転がっているのを見た時は、一瞬たじろいだ。 持ったら2歳半の息子より重い。 そういえば電話で「前足と後足ど…

月の暦

23日、センスあふれるトルコ喫茶Pazar Bazarさんらにより 脱原発を志す「豆豆つぶの会」が開かれ、共働学舎代表宮嶋さんのお話 「生きものは月のリズムによって底力を出す」を聞く機会をいただいた。 この時代を生き抜く方向性・可能性を示してくださる、…

倒木 薪作りに目処

折よく大沼ふるさとの森自然学校の 森作りプロジェクト講習会に参加させていただいた夫、 早速内田健一さんの教えをうけて 初めての倒木に成功しました。 倒木整理で落葉松ざんまい。 薪割りではその固さに涙。 足りない分の購入も目処がついて、なんとかこ…

骨休め 

連日の薪作業でへとへと気味だったので 八雲のパノラマパークでリフレッシュ。 帰りにわくわく川をのぼる鮭を見ました。 かなり感動したけど写真に撮ってみるとなんのことやら。

薪割り

左官屋さんが入り、天端均し。基礎の外断熱の上からモルタルを 塗る作業。 北海道はシロアリが少ないので断熱材を外にはれるのだそうです。 (本州ではシロアリが断熱材を食べてしまうので内側) 私たちは薪準備。 チェーンソーで丸太を35cmくらいに切って…

リフレクソロジー 良い夢を

建物の完成、年内には難しいもよう。。。少しゆったり構えて できることをやってゆきます〜。 リフレクソロジー自宅でもお受けしています。 足湯の後は効きやすくおすすめ。 施術の後は、野草茶でゆっくりお過ごしください。 * * * * * * * リフレク…

鷲ノ木遺跡見学

木育フェスタに来て下さったみなさん。ありがとうございました。 会場では木の手回しオルガンのほんわりしたメロディが流れ、 木を使ったたくさんの遊び場が用意されていて、天気もよく 心地よい空間でした。 私がリフレをさせていただいたアロマ部屋ではト…

8日 流山温泉で木育フェスタ

明日8日、流山温泉にて木に触れるすてきなイベントがあります。 私はリフレクソロジーでお手伝いさせてもらうことになりました。 木のアロマコーナーです。 イベントは参加費無料(一部材料費のかかるものあり)。 森のようちえんや、木のカトラリーづくり…

基礎工事終了 薪準備

基礎工事が無事終わり、プロの見事な整地にうっとり。 その脇で、払った木の整理をする日々です。 小枝は束ねて焚き付けようにまとめ (まさにおじいさんが背負ってるような柴の束)、 薪を重ねる場所も作り始めました。 朝晩家の中で10℃をきるようになり…

食料の確保

冬に向けて着々と食料を確保しています。 冷凍庫がトウモロコシと枝豆でいっぱい。 これとサイコロ状にした人参でミックスベジタブルじゃん! 夫と顔を見合わせました。あの商品はこうやって生まれたのね。 拾って土に埋め、果肉を洗い流したオニグルミ。 袋…

草運び 敷地内探検

働いて見上げた空はきれいだな。 息子も一生懸命刈った草を運び、 だいぶすっきりしてきた建物奥の草むら。 今日は、この先を少しご案内。 夫が開いたトクサの小道をどうぞ。 ちょっとした探検です。 『エルマーのぼうけん』のりゅうが好みそうな シダが茂っ…

秋分 白い萩 使い込んだ家

お彼岸。今年も時川真一さんの『東京あんこ案内』を見ながら あんこを炊きました。初心を忘れて最初をおざなりにしたら、 もういくら時間をかけても芯からは柔らかくならなかった〜。 まぁそれはそれで美味。 夫は一日土地の手入れ。いくらいてもあきないん…