大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

場作り

ダンボールだらけの新居で、はじめに自分が片付けたのが本棚で笑った。 そういえば、7年の結婚生活で、私と彼が唯一買った家具だった。 本棚なんて生活に支障がないから、後で片付ければよいのに、 なぜか手がすーっと動いた。そして、本に関しては全く迷わ…

つながりでできた家

家の冷気が日に日に去ってゆきます。 朝起きると、お日様の光がほどよく入ってきて、 心地よく目覚めました。 昨晩ストーブに最後の薪を入れ、夜そのままにして寝ても、 朝ヒヤッとして体が縮こまることがありません。 まだ長旅の疲れは完全にとれないものの…

誕生 薪ストーブ 引越し

とうとう、とうとうこの日が来ました。 今、新しい家にいます。 きのう薪ストーブが入り、火がともった瞬間から、 家が家として呼吸を始めたような気がしました。 ファイヤピット大石さん薪くべ論を解説中。 なんて美しい炎!!テンション上がります。 煙の…

厨房完成

ともだちの家から更新しています。 今日、厨房が完成しました。 自宅の引っ越しはまた数日伸びそうだけど、 仕事ができるようになって嬉しいです☆ これまで見守ってくださったたくさんの方に感謝します。 またたくさん雪が降りました。 たくさん雪が降ると、…

室内 外壁

骨格が美しいねって褒めても、夫はなかなか喜びません。 最高の賛辞として言い続けているのに。 それはセツ(セツ・モードセミナー)仕込みの目線なのでしょうか。 骨組みの美しさに思う存分みとれられる家ができました。 室内はほぼ完成。 道南杉を使った下…

大雪の中で

全国的に厳しい寒波がやってきたこの数日、 大沼もすごい天気でした。 玄関埋まってるし。 写真撮るのも命がけ。 修行僧のような夫は、こんな天気でも外が気になって 少しわくわくさえしていますが、私はふつうに少し暗い気持ちになります。 確かに雪の中の…

水道工事

関東でも雪が降った先日、こちらもどさっと降って 朝ドアを開けるとこんなでした。 現場へ向かう道の景色も、どさっと降るとひと味違います。 そして、こんな天気の中、水道工事が淡々と行われていました。 掘ると石がごろごろ出て来るそう。 駒ヶ岳から飛ん…

ペンキ塗り

住居部分の吹き抜け 釘穴をタボで埋めてもらって見た目もすっきり。 こういう丁寧な仕上げが、住んだ時の気持ちよさに つながるのでしょうね。 きのうは夫に息子を預け、厨房入り口の枠と 厨房の壁を塗らせてもらいました。 現場はなんて楽しいんだろう。 や…

家が生まれるところ

大沼が白く凍りました。 何しろ冷蔵庫の方があたたかく感じるマイナスの世界。 工事の方も、雪と寒さの中のことで思った以上に時間がかかってますが、 ここへきて、現場へ行く度に活気づき、フィニッシュに向かって 動き出した大きな渦を感じます。 先週、待…

外断熱

青い雪景色。 高校生の時、雪国の風景を写真から油絵にした作業を 思い出しました。青やクリームやグレー、赤を混ぜていったなぁ。 その頃から、人生はここへ向かっていたのかもしれない。 今年は壁の外側に断熱材を入れてゆくところまで。 壁に枠をつけ ↓ …

大沼が凍りました。車のドアとか家のドアとかも凍り気味。 新しい家の前の落葉松もうっすら雪化粧。 さらさらで、触るのが気持ちいい雪です。 壁と窓が入り、「住む」が近づいてきます。 大黒柱みたいな頼もしい煙突 息子はまだ知りません。ここがおうちにな…

白鳥が頭上を飛んでゆきます。 低く高く鳴き声がして、5−6羽の群れ。 シャッターを切るより早く。 寒い中、齋田さんが着々と作業を進めてくださり、 壁ができました。 先日塗った部分を内側にしたOSBです。 外側は断熱材を入れ、上に杉板が貼られます。 内…

屋根2

3週間にわたる屋根作業もようやく終盤。 屋根に通気層を取るため、2重構造になっていて手間がかかるのですが、 こうすると夏でも2階がムレることなく、 湿気がたまりにくいので屋根が傷みにくいというメリットがあるそう。 つららもできにくいのだって。 …

煙突

左官屋さんが入り、煙突が立ちました。 蓄熱性があり、コストも手頃で手入れがしやすい集合煙突。 存在感がありすぎること、モルタルを塗った場合ひび割れなど 劣化がおきるためか、今では珍しいらしいです。 どっしり頼もしくて、良い感じ。 煙突がある家っ…

ペンキ塗り 水おとし 雪の時間

夫とふたり、壁面になるOSBにペンキを塗りました。 息子は親切なお隣さんへ。 裏のざらついた方に水性ペンキを2度塗り。 裏ならではのめんこい質感。ただし塗りにくい。 帰りは吹雪。毎晩水おとしが欠かせない日々です。 古いお家には必須の水おとし。水道…

屋根

初雪が舞って、気温ががくんと下がりました。 上がっても5度という震えるような寒さのなかでも 齋田さんはひとりもくもくと仕事をすすめ、 みるみるうちに屋根がかかって、家らしくなってきました。 野路板の張られた2階に上がると、急に「住む」ことが リ…

棟上げ完了

すごい勢いでフレームが出来上がってゆき、 4日目のきのう、とうとう棟上げまで完成しました。 2011年11月11日11時頃のことです。 (てっぺんにいるのは頭領ではなく私☆) 夫(左)は棟木の最後の仕上げを打たせてもらい、感激。 齋田さんの手がけ…

柱を立てる

晴天。土台の上に柱を立ててゆく作業に入りました。 大工の齋田さんと、夫と、友だちのまっちゃん。 現場の大工さんはめちゃめちゃかっこいいです。 ずっと見ていたいけど、息子がうろちょろするのでなるべく近づかないように。 伝統工法に基づいたシンプル…

土台 落ち葉かき

いよいよ家作りが始まりました。手がけてくださるのは 仁山の大工・齋田工務店の齋田さんです。 親しみのある栗が土台と聞いて、なんだか嬉しくなりました。 齋田さんの体はスーパーマリオみたいによく動きます。 気持ちのいい働きぶりを邪魔しないよう、 私…

倒木 薪作りに目処

折よく大沼ふるさとの森自然学校の 森作りプロジェクト講習会に参加させていただいた夫、 早速内田健一さんの教えをうけて 初めての倒木に成功しました。 倒木整理で落葉松ざんまい。 薪割りではその固さに涙。 足りない分の購入も目処がついて、なんとかこ…

薪割り

左官屋さんが入り、天端均し。基礎の外断熱の上からモルタルを 塗る作業。 北海道はシロアリが少ないので断熱材を外にはれるのだそうです。 (本州ではシロアリが断熱材を食べてしまうので内側) 私たちは薪準備。 チェーンソーで丸太を35cmくらいに切って…

基礎工事終了 薪準備

基礎工事が無事終わり、プロの見事な整地にうっとり。 その脇で、払った木の整理をする日々です。 小枝は束ねて焚き付けようにまとめ (まさにおじいさんが背負ってるような柴の束)、 薪を重ねる場所も作り始めました。 朝晩家の中で10℃をきるようになり…

草運び 敷地内探検

働いて見上げた空はきれいだな。 息子も一生懸命刈った草を運び、 だいぶすっきりしてきた建物奥の草むら。 今日は、この先を少しご案内。 夫が開いたトクサの小道をどうぞ。 ちょっとした探検です。 『エルマーのぼうけん』のりゅうが好みそうな シダが茂っ…

草刈り 

雨が上がって基礎工事再開。断熱材が入りました。 私たちは草刈り。 一週間前ススキだらけだった場所が… ↓ こうなりました! ほとんどススキ、トクサ。たまに大物のイタドリ。 払っていくと、木いちごなど隠れていた宝物が見えてきます。 2千坪という広ささ…

基礎工事 近くの景色

基礎工事が始まりました。 大沼沿いの道すがらはこんな景色です。暮れ方。 おまけ カラスと息子 打上げられた魚の死体をつつく息子。 エサをとられるのではとはらはらするカラスたち。 次の借家が見つからなかったら住もうかと話していた 東大沼キャンプ場に…

お月見 草刈り 土盛り

満月。十五夜のお団子。 枝豆をたくさんお裾分けいただいたので、ずんだ餅風に。 土地は夫が日々草刈りをし、切り開いています。 建物部分に土盛りして、明日地鎮祭。

新しい店を建てる場所が決まりました☆

大沼の周遊通り沿い、JR池田園から徒歩5分です。 なんと、2千坪の大地主になりました(笑)。 1年とはいえ、ここに辿り着くまで非常に長かった〜。 根を降ろせる場所ができて、心底ほっとしています。 移植を待つビニールポットの植物みたいに頼りなかっ…