大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(喫茶とgallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

秋の森

この季節にこれほど充実した思いを味わえるのは、それまでに努力した分、と思って堂々と受け取れるようになりました。前半は種を蒔き、後半は収穫の時。

古くからのお客様との再会や、偶然が重なってお顔を合わせることができた方とのご縁、いつも応援してくださっている方のお心遣いなど、嬉しいことが続きました。

皆さんから温かい気を掛けて頂けただけでなく、いつも通って下さる方や通りがかりのお客さんからたくさん農産物をいただいて、大地の豊かさも分けてもらったような、果物や野菜の産地に住むことの嬉しさもまた、実感しています。


そろそろアイスメニューは仕舞い支度。最終コーナーのチャイ始まり


紅葉がきれいで、毎日目を楽しませてもらっています。「今年の紅葉はいまいち」と言う人が必ずいるけれど、人が目で捉えられる箇所は、広い世界のほんの一部へ焦点を合わせるだけですから、必ず毎年見落としている紅葉があるのではないでしょうか。

その年その時で、毎年少しずつ紅葉は条件が違いますが、今ある中で一番の美しさにフォーカスする癖をつけると、見逃していた、まだ体験したことのないような感動が見つかる気がするのです。

明日も秋の森でお待ちしています!