大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

小さな冒険2

先日の札幌もみの木so「おやつマーケット」へ旅立ったお菓子、無事完売したそうです。
皆さま応援ありがとうございました。

小さな冒険2を書こうと思いつつ1週間経過。若干興奮が落ち着いてしまったものの、
まだ目に焼き付いている駒ヶ岳と大沼のパノラマをお届けしたいと思います。

息子のスキー学習が終わり、学校で行った「函館七飯スノーパーク」でまた滑ってみたい、
というので、家族で初めてスノーパークへ行きました。
我が家から車で10分。
そんな近くにあんな勇壮なゲレンデがあったなんて!!

広々としたゲレンデにはどんとリフトが構えてあり、もっと上に行く高速リフトやゴンドラがあります。
つい最近スキーをはじめた息子1よりは少し滑れるくらいのつもりで気軽に初心者向けのリフトに
乗ったのですが、これまた中々終わりが見えず。
1キロもあるリフトをようやく降りると、まずそこに広がる風景に衝撃を受けました。

その日は良く晴れた青空で、その下に真っ白な駒ケ岳、裾野が緩やかに広がって、
凍った大沼が俯瞰できるのです。
絶景とはこのことですね。本当にすばらしい眺めでした。
でも、そこを滑り降りるとなると話は別。

ほ、ほんとにここが初心者コースなの?!
眺めが良すぎるだけに、足のすくむような斜面。
いやいや、もう戻ることはできないし。

「ついてくからね」と言ってしまったものの、無理無理。
しかし楽しそうに滑り出す彼の背中を追って、何とかスタート。
青空と山と湖に飛び込んでくみたいに滑るので、すごい迫力です。
息子は心配そうに時々こちらを振り返って待っていてくれましたが、
1キロのコースを半分滑った頃、完全に置いて行かれました。

立ち止まると5−6歳くらいの子もスーッと滑っていくのです。
さすが道産子!小さいころからバンバンこんなところを滑ってしまうのね。
基本に忠実に滑れば大丈夫と自分を励ましながら、というかもう進むしかないし、
パノラマに目が回ってくらくらしながら滑り終えました。
出産以来の恐怖だったかも。
幸いゴーグルやマフで、誰にも私の恐怖は見られなかったと思いますが。。。

怖かったけど、ちょっとやみつきになりそうなスキー体験でした。
ゴンドラの眺めはもっとすごいらしい。滑走4キロのロングコースです。
いつか見る時が来るのかしら。
しばらくは、小さな冒険で十分満足できそうです。
雪がお宝に見えてきたこの頃。ラッキー♪