朝NHK見ていたら、本日１８：１０からのほっとニュース北海道（北海道内のみ）に厚真の友達モンキーさんが登場するとのこと。ワクワクしています＾＾
大沼から厚真へ引っ越した西埜一家とは家族ぐるみのお付き合いで、奥さんのTちゃんとはお互い大沼に引っ越したばかりで人脈もお金もないところに乳幼児を抱え、孤独と生活の不安定さに心がグダグダになりながらも体は動けない底の時期を分かち合った同士のような大切なお友達。
引っ越した翌年に震災があったり、お互い色々なことがありましたが離れてからも励まし合ってきました。札幌の病院に2度も厚真から応援に来てくれたのですが、色々あっても「あの時（大沼での大変だった日々）に比べたらねー」と笑い合いました。「あの時ひーちゃん（私）が作って来てくれた塩むすびの味が忘れられない」とか、折々に言ってくれるんだけど、私ほとんど記憶にない…（それほど必死の日々でした(^_^;)）
ちなみにもうひとり同じ仲間のＹがいて、3人ともたぶん「人生最悪の時」だった数年間を同じ時期同じ場所（大沼）で迎えたように思います。ふたりは大沼を卒業して厚真・東京で暮らしているのですが、今みたいに本当に大変な心が暗くなりがちな時代でもあまり不安にならずに「生きてりゃ何とかなるさ」と構えていられるのは、その時があったからだと思われます。
話を戻しましょう。モンキーさん（西埜さんのあだ名）は馬方を生業としています。馬方って昔話でしか聞いたことがなかったけど、現存しているんです！しかもまだ40歳。現存する馬方の多くはご高齢ですが、森が好きで馬が好きというモンキーさんはこの仕事で生きていくことを決め、本腰を入れる為に30代半ばで厚真へ移ったのでした。
こちらは大沼にいた時、馬搬でうちの奥の倒木整理をしてくれた時の写真
重機でガガーっとやるのとは違う、ほのぼのとした光景。曳いた後の道はまた緑が茂り、元に戻ってゆきます。重機であれば一律に木を切り倒し、道を作っておかなければ入り込めないような場所なのですが、馬と馬方だけの作業は小回りが利き、必要な木以外を傷つけずに作業ができます。目の前で見せてもらった馬搬は迫力があり、夢中になってしまいました。
モンキーさんもすごいし、自分の夢はおいてモンキーさんを支えると決めたTちゃんや馬のお世話をお手伝いしながらお父さんの生き方を尊重する子供たち、家族みんなでがんばっている姿が本当にすてき。すばらしいお仕事だけど、巻き込まれる家族は大変なこともいっぱいあり、Ｔちゃんの苦労話はすごすぎてほんとにおもしろいです。
新婚当初に火吹き竹のようなもので炊いたことのない窯で飯を炊いた話など昔話みたいで、一生懸命ふーふーやってるＴちゃんの姿を思い浮かべたら、病院で涙と笑いが止まらなくなりました＾＾ そんな体験が震災の時には落ち着きをもたらしたそうですよ。いつか子育てが終わった頃3人で飲んだら、たぶん苦労話で死ぬほど笑う転げるでしょう。
昨日は岡山のＦｉｎｅ ｆｉｎｅさんへ2月のお菓子を出荷しました。無事届きますように☆6日には到着予定で、完売までの販売です。お近くの方に気に入っていただけたみたいで嬉しい♡アイリッシュ・スクエアは今回もFine fineさんだけの特別仕様となっています。岡山のみなさんよろしくお願いしまーす！
