大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

大沼の春 ~静かに美しく


今日もたくさんの山野草。幸せ。
白く道を照らすオオバナノエンレイソウ


なんと美しいすみれ。山麓の森ならではの清楚な佇まい。


静かというには賑やかなヒトリシズカの群生


ブーケのようなオオタチツボスミレ

脇の道をほんの20分散歩するだけで、数日前とは全然違う景色が見えるので面白くて。坂本直行さんが描いた六花亭の包装紙にあるお花が次々見られ、嬉しい気持ちになる。

20年近く前に高円寺の古本ガレージで買った『わたしの草と木の本』(坂本直行著、茗渓堂、1976年刊)を久しぶりに開けば、当時は「憧れ」だったエゾの山野草たちが、気づけば身近な存在に。「へぇ」から「あぁ」に変わってゆく。

湖畔道路をすごいスピードで過ぎゆく車には見えない世界。三月の羊も、ひょっとしたらそんな存在なのかもしれない。

明日からの4日間も、できるだけ静かにマイペースで淡々と。5・6・7日は15:30までの営業予定です。よろしくお願いします。連日キッシュあります♡