大家さんから苺を山のようにいただいた。
ついさっきまでなってましたという顔をしたおいしそうな
露地物の苺。適度に酸味があっておいしい。
北海道では6月が苺の時期で、そろそろ終わり。
6月からこの時期には、本州の4月から6月までが
一緒になったようにいっぺんにいろんな花が咲く。
北上してきた蜂屋さんも今ここらにいるらしい。
引っ越してきた頃には桐や藤の花が咲いていたっけ。
凝縮しているから、数日経つともう花が盛りを過ぎていたり、
実が熟しすぎていたり、うかうかしていられない。
ここ数日は桑の実採り。木の下にシートを敷いて、
棒で木を払うと、熟した実がぱらぱらと落ちてくる。
時々一緒に固い実や虫も落ちてくる。
そこから食べられる実だけ選り分けて、さらに
洗って茎を取るので、小さい実が食べられるように
なるまでにはけっこう時間がかかる。
だから市場になかなか出回らないんだなー。
おやつのヨーグルトに苺と桑の実をトッピングして、
この時期だけのぜいたくを味わった。
冷凍庫に入れて半分凍りかけたところを食べるのもおいしい。
残りはジャムや果実酒用に。
息子の横で茎取りをしていると、取ったそばから消えてゆき
なかなかストックできないけど、毎日少しずつ貯めている。
ちなみに、桑の実は英語でマルベリーというそうだ。