新しい年が来た。
掃除をし、豆まき。初めてのかけ声に、息子大喜び。
最後はみんなで拍手をして、場所の氣を高めた。
新月が旧正月というのはとてもすとんと腑に落ちる。
季節がはっきりと動くのを感じられる。
願い事をするにも、新月はぴったりだ。
こちらへ来て近くなったもの。月との距離感。
初めて月夜を見たとき、まるでベールを一枚剥いだような
クリアな姿に呆然とした。
満月や新月の頃は身も心もざわざわして眠れなくなったり、
けんかになったり、影響を受けていることを今まで以上に実感。
12月の皆既月食も神秘的だった。
『ムーミン・コミックス』
(トーベ・ヤンソン+ラルズ・ヤンソン、冨原眞弓訳、筑摩書房)
を手に取り、以前読んだ時には入ってこなかった部分がぐっとしみる。
ヤンソンは私の大切な友だちのひとり。
彼女の作品を読める時代と場所に生まれて幸せだ。