大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

保存食の保存

庭先のオオバコが紅葉しています。
私の写真技術ではその美しさを表現できないので写真はひかえますが、
とってもきれいです。

さて、保存食作りは楽しいのですが、湿気との戦い。
春先に摘んでおいた野草茶の蓬がかびました。

袋を開けていつものように出そうとすると、
ぽわーっと粉が飛びます。
!?え、何?

もう一度やってみるとやっぱり粉が。まさかね。
カビであることを認めたくなくて、蓬の粉が出たのかもよ、
においもそうカビっぽくないし。
試しに飲んでみようか。というか見なかったことに…
いやいや、残念ながらカビでした。

ブレンドしている7−8種の葉のなかでも一番水分を蓄えやすいのですね。
摘んで、洗って、干して、煎って、というあの工程を思い出すと
ほんとがっかりです。
袋に入れて乾燥剤を入れて缶に入れたのに、詰めが甘かったのだなぁ。

これまでジャムやトマトペースト、生姜煮…瓶物の保存食でカビに
泣かされた経験から、だめになるよりは、と大事な物は
冷蔵庫に保存していましたが、保存食の保存っていうのもなんだかなぁ。

北海道は半年ストーブを焚くので、家の中で保存食を保つのがけっこう
大変なのです。それに、ここは湿気が多いからなおさら。

関東のように洗濯がぱりっと乾かないこと、布団を干してほわほわにしにくいこと、
は残念でありつつもだんだん慣れてきましたが、カビとのつき合い方は
まだまだ工夫していかなくちゃ。

うちの、ただでさえ小さな一人暮らしサイズの冷蔵庫に保存食の瓶を入れると
もういくらも入らないので、食の保存配分は大切なポイント。

とりあえず、蓬だけ別の袋にしておいてほんとうに良かった。
そして今ならまだ、外に蓬が生えているからな。
ちょっとずつちょっとずつ、ここでの生活スキルを高めていってます。
痛い目に会いながら(笑)。


夫が初めて釣ってきたマゾイ(夫撮影)