大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

春の味


ふきのとうが一斉に蕾を開き、大沼の氷がとけました。春です。
毎日保育園から帰った息子に「これ天ぷらにして〜」と数個を差し出され、
かわしていたのですが逃げ切れず、ついに天ぷら挑戦。



東京に住んでいた頃、ゴキブリがイヤで揚げ物を一切しなかった私。
とにかく油を台所に飛ばさないように気をつけることが対策のような気がして。
それに産後乳腺の詰まる原因にもなるので、数年に渡って油物を控えていました。
しかし、北海道に来てからあの虫を見たことはありません。
母乳育児も無事終わりました。

よっこらしょっと本を見ながらなんとな〜く作ってみると、
男子3人に大人気。おいしいを連呼しながら完食。
「母さん度」上がったな。

ほろ苦いふきのとうは春の味。
ここらではどこでも摘むことができます。

土と緑が見えて来るとほっとして、
去年の春から秋に保存した冷凍庫の野菜たちも思い切って使えます。
もうどんどん土から採って食べるシーズンに入ってきたのです。
この後続々とハーブや山菜が出て来るでしょう。

冬の間は、摘んで茹でて細かく刻んでおいた蓬、
畑のインゲンを茹でて小さく切ったもの、
多くもらったときに処理しておいたアスパラやコーン等が、
食卓に彩りを添えてくれました。

たくさんあった蕗のピクルスもとうとう食べきって、空き瓶がたまってきています。
空いた瓶に、今年は何を詰めよう。
まだ冬眠モードで体の動きはにぶいですが、少しずつ今年の
貴重な半年のグリーンプランを思い描いています。

店頭販売は4/26からです♪