韓国から、デザイナーのお仕事をしている若い女の子がやってました。
西荻窪時代のお客さん、バンさん。
三月の羊があったから西荻に住んだというバンさんは
韓国で出した本でもうちのことを丁寧に紹介してくれました。
今は「osanpo」という手づくりの冊子を作っていて、
国内外の旅を写真と文でスケッチしながら、気になった場所を取り上げているそうです。
東京からわざわざ新幹線、特急を乗り継いで大沼へ。
そして「今夜は帯広に行きます」と聞いてすぐにわかりました。
六花亭でしょ!
国籍が違っても言葉が少しもどかしくても、センスが合う人とはあっという間に
通じてしまう。1時間程度の再会だったけど、ほんの少しの会話でたくさんの
背景がついてきた気がします。
今はソウルではなく、チェジュ島に住んでいるというバンさん。
暖かくない沖縄みたいなところだそうです。
菜の花が有名で、チェジュでもなたね油がとれると話してくれました。
江差で沖縄出身のかごやさんから買ったジャスミン茶を入れて
不思議な再会を楽しみました。
爽やかな風のようなひとときでした。