大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

澄み渡る空気


朝起きると、空の感じといい、ひんやり秋の空気。夫が顔を見るなり「秋だね」。
うーん、認めたくないけれど、ふたりともが思うのだからやっぱりそうか。
なんて夏は短いのでしょう。もちろん日中は暑いのだけれど、もうセミの鳴き方も違うし、
残暑という感じの日差しです。数日前のうろこ雲は見間違いじゃなかった。

切ない気持ちを押しやって、澄んだ空気の中、開店。
夏休みらしいお客様が増えてきて、大阪や富山、色々な場所から色々なルートで
いらっしゃっいます。飛行機、新幹線、船など。
外国人では台湾の方が多いです。穏やかな雰囲気とはにかんだ表情。

ブルーナ席でお菓子を楽しんでいただいてもOK。
店内では野菜ジュースをお求めいただけます(お持ちの飲み物を飲まれても大丈夫です)。
また、駐車場にゆとりのあるときは車を置いて辺りを楽しんで下さるのも歓迎です。
鳥の声がきれいだし、蝶は10種類くらいすぐ見つかりますよ。

先日の週末は北斗市七飯町(同じ町内ですがトンネルの向こうは別世界)のお客様が
多かったのですが、蛍の話をするとみなさんびっくりされていました。
大沼で蛍を見られるところはあちこちにあるようですが、地元の人はたいして気にもとめない
ようで、話題に上らないのでしょうか。

先日は友だち家族を呼んで蛍鑑賞をし、すっかり慣れた息子らは手で包んで持ち運んだり、
存分に蛍を楽しんでいました。七夕でたくさんいただいた花火をして、
花火が消えると思いがけず満点の星空でした。蛍、花火、星。みんなですてきな光を
たくさん見て、影遊びをしたりして、楽しい夕べとなりました。


おまけ:釣りが趣味の夫。満月新月の満潮干潮時には必ずいそいそと釣りに出かけます。
  だんだん調理方や包丁さばきも上手くなって、ちょっとしたご馳走です。ソイのルイベと
  ウミタナゴの塩焼き。お皿は上が松浦さん、下が藤吉さん、どちらも大沼の友人作。