大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

夏が来た


函館から大沼へ電車で向かうと、トンネルを抜けてぽっかりと空が広がり、広々とした湖面の向こうに駒ケ岳を望める場所があります。大沼への移住の決め手になったひとつとも言えるお気に入りの眺望。

前にタモリさんが大沼について記憶を辿りながら話した短いセンテンスにも「あそこいいよね」と含まれていて、鉄道ファンならではの感想!とこっそり嬉しくなりました。

列車がギリギリまで湖に張り出しているからこその風景。車に乗るようになると、線路の外側からしか見えないけれど、それでも十分気持ちの良い抜け感です。

鉄道が札幌へ向かう5号線沿いでなく、わざわざ沼をぐるっと迂回して敷設されたのは、明治時代に宇喜多さんらが鉄道会社へ陳情してくださったおかげ。将来を見通す目がなければ、この風景は列車から見られなかったかもしれません。

七飯町歴史館発行の資料が分かりやすく出ていたのでリンクさせていただきます。
→ dayori71 (town.nanae.hokkaido.jp)


湖では今、河骨が揺れています。黄色い可愛い花です。


今週も木~日曜に旬の苺タルトをご用意してお待ちしています。
爽やかな森のひんやり感、美しい鳥の声と供に楽しんでいただけたら幸いです。