4年前の今頃、大沼公園駅から歩いてきた20代の女の子が、店に置いてあったスギャーマ博士の「植物図鑑」を見て、「これ植物もあったんですね!小さい頃動物図鑑が大好きでした」と話してくれた。
今回の原画展をやるにあたって、彼女にもぜひ見てもらえたらいいなぁと思っていたのだけど、連絡先も知らないし再びの偶然を祈るのみ、と思っていたら、先日この本を持って再訪してくれた。
10歳頃大好きだったという本を見て私もびっくり。今の「動物図鑑」と装丁が違う!クリーム色で、こちらも可愛いな。後ろを調べると、どうやら4刷りまでがこのデザインで、5刷りからがこれまで写真に出してきたえんじ色の装丁。「動物図鑑」が好評で5刷りあたりに続編「植物図鑑」が出て対の装丁に変わったのだろう。
感慨深そうに店内の原画を見てゆかれた彼女、当時の本の思い出も改めて聞いて、私もとっても感慨深い。やって良かったなぁ!!!と心から思った。図書館で気に入ったその本を、近くの本屋さんにはなくて時間を掛けて取り寄せてもらい、それをクリスマスの日に渡してもらうまで更に待ちわびたというエピソード。クリーム色の本は暖かみがあって、ほんとうに大事にされてきたことがよくわかった。
原画展前半が終わり、本日展示替え。明日から新しい6点が見られます。
参加企画「オーヌマの動物図鑑/植物図鑑を作ろう!」のスギャーマ博士からのコメントがもらえる締め切りは11月6日までとお知らせしていましたが、1日延びて「7日まで」となりました☆ 滅多にない機会ですから、ぜひご参加ください♪