大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(喫茶とgallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

10年

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今日の大沼(息子1撮影)

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コウホネの花が咲いています 

辺りに甘い匂いが立ち込め、鳥の声麗しい大沼です。今、大沼の湖面にはスイレン科のコウホネが黄色い花をつけて揺れています。

かたつむりガーデンもにぎやか。紫花に続いて、シシリー・メアリー・バーカーの「花の妖精たちシリーズ」が教えてくれた名前の不明だった謎の草花2。植物図鑑にもうちのハーブ辞典にも載っていなかったのですが、この絵本で名前がわかりました。

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「ハーブトゥーペンス」と書いてあります。2つずつ手を広げた葉っぱを2ペンスコインに見立てているのでしょうか。とっても可愛い花だけど、抜かずにおいたら数年でほかの植物を駆逐しそうな繁殖力。バランスを整えながら愛でてゆこうと思います^^

大沼に移住して丸10年が経ちました。今年は長らく迷っていたフロントの庭木デザインが決まり、とうとう道路側の植栽に着手することができました。フロント部分はフツー最初にやるものですかね(;^_^A 「まずは中身を」という夫に従って、私は自分だけではどうにもできずじっとこの時を待っていましたので、感無量です!

引っ越してきたばかりの時は自分が立っているだけで精一杯だったということもありますが、この地域でどの時期にどんなお花が咲くのかどんな色が欲しくなるかなども全く分からなかったので、10年かけて色々観察しながら(とは言え環境的に厳しい場所ですので丈夫さ重視でオーソドックスなラインナップですが)考えてきました。

雪柳に続いて、満天星ツツジ・紫陽花を植えてもらいました。春先に雪柳の可愛い小花が、(次に予定ではライラックが華やかに)それから満天星ツツジのベルのような花が涼し気に、夏に紫陽花、夏の終わりに自生の萩のピンク。秋には満天星ツツジの赤く紅葉した葉がお店を彩ってくれることでしょう。後日モミジを植えようと思っています。(全て夫の手作業です^^)

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手前は満天星(ドウダン)ツツジ

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反対側から 
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しっかり根付いてくれますように☆

まだ小さい苗木を見守ってゆくのはとても楽しみです。また10年経った時には、低木が茂り、花々が庭を潤してくれているように。お近くの方には成長を一緒に楽しんでいただき、いつか行ってみたい!と声をかけてくださる方には、豊かになったお庭を楽しんでいただけたらいいなと思います。

コロナの元でも皆さんからたくさんの愛情深いお言葉や差し入れをいただき、心温まることが多い日々です。おかげさまで、10年かけて根を張ることができました。去年・今年は特に次のステージが始まった感があり、充実を感じています。いつも私たちの冒険をお見守りくださり、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします♡