紅葉のアンカー・カラマツが黄金色になり、初雪間近の大沼です。
今年はいつもと違う動植物の様子が幾つか目立ちました。真夏には日照りでアカツメクサが枯れ、代わりに薄青色のチコリは花期が長く例年の2倍楽しめました。赤とんぼが少ないなぁと思ったら普段は見かけなくなる11月にもまだ間延びして見かけたり、散策路にホップがやけに目立つなぁと思うとノイバラの実が驚くほど少なかったり。
(豊作だった年のノイバラの実)
冬の間中赤さをキープしている可愛いノイバラの実は毎年クリスマスの包装に使っていますが、今年は十分ないかもしれないので包装を考えなくては。
また、ここ10年夜中に白鳥の群れが渡ることはなかったのですが、今年は23時ごろだったか、寝る時間に白鳥の大群が頭上を通る日が2日ありました。
コロナ下で人間界でも読みが難しくなっている今年ですが、自然界もいつにないムードが漂っています。少しドキドキするような、ワクワクするような不思議な気分。今年はどんな冬が来るのでしょうか。
仕事にかまけて季節の一番美しい時を見逃してしまわないように、意識して外を感じる時間をとりたいと思います。全てが連動して、響き合って紡がれてゆくのでしょうね。