湯の川のKさんからお預かりした市電模型を息子1が完成。
2つのうち1つはいただき、1つは仕上げてお返しするという宿題を昨年お預かりしていました。
開封してびっくり。少年用ではなくマニア向けレベルで、12歳(当時)には無理じゃない?と思ったのですが、口には出さずにひとまず「プラモ専用」のハサミを買ってみました。道具が大事かなと思って。
「よく切れる」「ピタッとつく」は気持ちいいですよね。
工作の楽しさの半分は、心地よさだと私は思っていて、心地よい作業ができる環境作り(広い何も乗ってないテーブル、ストレスなく使える道具、小物をなくさないトレーなど)が私の協力できることかな、とサポートしました。
自分の分を苦戦しながら組み立てる様子を隣りで時々見て、塗装の時には自分の指にマニキュアを塗って見せ「こうやると伸びるよ」と一応のアドバイス。接着は、1mmと1mmの接着もあり、大人でも至難の業…時間の合間を縫い、どうにかこうにか完成まで数か月。
サポート2は、声掛け。疲れてなさそうで今ならできるかな?という時に「あれの続きやってみる?」と環境を一緒に整えました。もちろん、あまりに大変そうならお預かりした分は返してもいいかな、くらいのつもりで。
ですが、1つ仕上げるとコツがわかったらしく、続けて作っちゃおうか、と2個目は1日で完成。Kさんの色のお好みを聞いてリクエスト通りに仕上げて満足そうでした。
今までの工作の集大成のような難易度だったけど、私もここまでくれば、後はほんとにひとりの力で何でもできそうだな、とほっとした良い経験ができました。自分だったら絶対こんな細かいの買わないから(^_^;) Kさんありがとうございます!
函館の街と古き時代を思い浮かべながら、工作教室最終章を迎えた気がした春でした。
13歳。親は少しずつ手を引いていく時期ですかね。
次は息子2だー。