冬のごちそう、薪ストーブで作った焼き芋。
急いでいるとそれなりの味、じっくりできると、最高の味。
これを食べると、もはや職人さんのきんつばにも心が動かない。
薪ストーブを燃やすとき、(A)燃えている最中の「木」・(B)火がいき渡った後の「燠(おき)」・(C)途中で止めた状態の「炭」・(D)全部燃え尽きた後の「灰」という気の状態が現れる。
上の写真はその4段階が全部写っている。(A)右下の炎が上がっているあたり (B)真ん中の炎がないオレンジ色のところ (C)BのとDの間の黒いところ (D)左下の粉状のところ。
最上の焼き芋は、私調べによると、十分燠が育った状態で、そこから1㎝くらいの炭に、濡れた新聞とアルミホイルでくるんだ状態のお芋を転がしておくとできる。うまくいったときは、ねっとりとすごい甘みになる。
芋が大きくて反対側が心配な時はひっくり返すとベターだが、灰が多めで燠も十分あるときは、寝る前に入れて放っておけばOK。
少し前、「お母さんの得意料理は?」と息子2に聞かれて無言になってしまったんだけど、今日お芋を食べて目の玉が飛び出そうな顔をしてた息子らに「……焼き芋は得意料理って言っていい?」と聞くと、無事承認された(^^)/