啓蟄を過ぎてご馳走の虫が増えているのか、湖畔の鳥たちの活動がにぎやか。
先日は庭にシマエナガが来た。他にはヤマガラ、コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コゲラなど。
一番見つけやすいアカゲラ。鳥の観察はお食事タイムの朝と夕が吉。
そして今日はオジロワシらしきものを見た。昨日、夫が見たという場所で同じ時間に張り込み。数日前、息子も同じような場所で目撃している。湖面が溶けてくると餌になる魚が現れ、オジロワシは八雲から大沼へ移るのだそう。
オオタカなど似た鳥もいるので、逆光でのこの写真の鳥は見分けにくいけど、数羽前に水面を飛んで行った鳥は大柄で、尾は白かった。
水分を含んだ空気に春の風が加わり、夕方の体感温度は真冬より寒い。この辺りは冬は乾いて無風だから。
耐えきれずいつも行く東屋まで戻ると、湖面の一部はもう波立っていた。毎日変わってゆく風景が今日はとりわけ神々しく見え、ここに住まわせて頂いていることを感謝した。
夕日を浴びた山肌が滑らかで美しい。
明日は彼岸の入り。春へまた一歩。