大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

やまめ


夕方砂利道にがらがらっと車の入る音。
この前アルボルで知り合ったKさん夫妻が
釣ったばかりのやまめを持って来てくださった。
早速塩焼きにして夕飯にいただく。
美味しい!3人でぱくぱく、あっという間に焼いた分を
食べきった。Kさんやまめさんありがとう。

焼き菓子工房アルボルにはたくさんの人が出入りして、
オーナーのはるえさんは、いつも美味しい物を用意して
みんなを迎えてくれる。
私たちはこれから数年、土地探しをして自分の厨房を持つまで、
アルボルの厨房をお借りすることになる。

工房近くに去年完成した「ハル小屋」では、時々ライブも開催。
6月21日にはショピンのライブがあった。
3人は偶然にも西荻窪の、もと私たちの店があった隣のスタジオをよく
使っていて、ペチカさんはご近所で仲良しのFALLさんでも
ライブをしたことがある。そのショピンの音楽をここで聞けるって、
なんだか不思議。ほのぼのして、すてきな夜の音楽会だった。

フェアーグランドアトラクションのハレルヤ日本語版に続き
「笑う月」という曲で、閉じ込めていた気持ちが解凍されて
ちょっと何かがこぼれてしまった。
大好きな土地に来て、嬉しい気持ちもいっぱいだけど、
やっぱりまだ知らない人ばかりで、こんなに不安だったんだと
自分の気持ちにうっかり気づく。

でも、5年半いた西荻であんなにたくさんの人といい関係を作れたんだもの、
きっとこれからここでも、いい関係が築けるに違いない。
そしてこれまで会った人たちに遊びに来てもらえるよう、
この地の魅力を自然と遊びながら、探して伝えてゆけたらいいな。