大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

おいしい散策

高崎から母が来て、家の周りにある何本もある木が
大好きな桑の実ジャムができるヤマグワだと確認。
群馬でもこの時期しか出回らない桑の実、
ジャムは宝石のようにきれいで貴重なので、いつも
母の作ってくれるひと瓶を、大事に大事に食べていた。
ここらの木はちょうど実が熟して、そのまま食べてもおいしかった。

朝の散策では、クマザサに母興奮気味。
これまた私の大好物、ちまきの材料になる。
祖父母は越後の出身で、きなこと砂糖をつけて
食べるちまきには小さい頃から馴染んでいたが、
東京生まれの夫はちまきというと中華ちまきの方が
なじみ深いそう。横浜が近いものね。
越後のちまきは餅米をクマザサで包んで蒸しただけの
シンプルなもの。防腐作用のある笹は、包むと香りも
うつって食欲をそそる。

写真は右がクマザサ、左が野ばら。

小川未明をはじめ、お話のモチーフなどに馴染み深い野ばら。
実物を見たのは初めてでちょっと感激。
甘くいい香りがする。花弁は♡形。可愛い白い花だ。