渡り鳥の群れが、北から南へと飛んで行く。
この前は白鳥だった。今日の黒いのは何だろう。
声も無く大群が頭上を飛んで行った。
曇り空にかかった虹を突っ切って。
寒いと言っても、晴れていれば午前中は窓を開けて掃除できる程度。
その代わり、14時を回ったらぐんぐん気温が下がるので、
洗濯物は取り込まなければならない。
つづきは夕方から本格稼働するストーブで。
ストーブがあると、いつでも気が向いたときにお茶が飲める。
上に網を吊るして野菜や果物を置いておくと手軽に乾燥チップスができるし、
豆を煮るにも最適な火加減。上に網をのせて魚を焼いたりするのもいい。
鍋のときなど、具を切って水と入れて置くだけで夕飯の出来上がり。
ストーブのそばで、ロアルド・ダール『一年中わくわくしてた』新訳版を読んだ。
『チョコレート工場の秘密』でおなじみの筆者が、自然の中での暮らしに
少年時代の思い出を織り交ぜながら綴ったエッセイで、月ごとに章が分かれる。
軽快な筆運びが、名訳とすてきな挿絵(特に花火)に彩られている。
イギリスの田舎に住み、好奇心いっぱいの目で自然を観察するおちゃめなダールさん。
描かれた風景と暮らしぶりが今の私たちの生活に似ていて、
親近感を持てることがなんだか嬉しい。
ロアルド・ダールHP☆ (音が出るので仕事中の人は気をつけて!)
一年中わくわくしてた (ロアルド・ダールコレクション 20)
- 作者: ロアルドダール,クェンティンブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,柳瀬尚紀
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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