『かわいい缶の本』YUZUKO、玄光社、2013年8月28日発売
に三月の羊の「ラム缶」「クッキー缶」を載せていただきました。
三月の羊に私が嫁入りしてから、まずやったことは
包材の見直しです。
必要最低限で、でも贈物にしても気持ちがちゃんと伝わるように
どこまでマイナスしていけるか。
包材を省くことは、資源の節約だけでなく、
お客様にとってはコストパフォーマンスも上がるし、
うちの手間も減るし、3方良しです。
ただ、品物の力を信頼していないとできません。
捨てなくていい包材である缶は、丈夫でかわいくて、
お菓子の余韻を長く楽しむことができます。
できるだけシンプルな作りにしたオリジナルロゴ缶は、
北海道に来てからも人気で、ロングセラーとなりました。
この本では、見ていて楽しくなるお菓子の缶が勢揃い。
Yuzukoさんのほのぼのしたイラストで中身のお菓子が
大事そうに描かれていて、缶とお菓子への愛情がいっぱい詰まった一冊です。
繊細なお菓子の保護には丈夫な包材が必要で、
海を渡ることが増えたので、こちらへ来てからの包材は
まだまだ工夫の余地がありますが、これからも過不足ない
包装のバランスを考えてゆきたいと思います。