大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

ショートトリップ


列車の旅が好きです。
何も考えずに運ばれてゆく感じ。
その時しか一緒に過ごさない、それぞれの時間を持った人たちが
乗り合わせる車内。過ぎてゆく風景。

ずっと憧れていたSL函館大沼号に乗ってきました。


流山温泉から森へ普通列車で行き(乗車券片道540円)、
帰りがSLというコース。まだ息子らが未就学児なので、
大人ふたりの料金でOKな今年が乗り時。林を抜けてゆく
車中からは桜や水芭蕉が見え、穏やかな春の風景を満喫。

車内にはテーブルがあり、食堂車のような楽しさがありました。
旧車両を使ったカフェカーとレトロな制服のウエイトレス(死語?)さん
がすてき。各車両には石炭ストーブがついていて、冬も楽しそうです。



函館から大沼経由で森まで走るこのSLは、
毎年G.W.と夏休み、クリスマスの頃に走っています。
流山温泉ー森間は、40分程度の適度な車中。
SLの揺れはやさしく、車内中がうきうきした気分に
包まれていました。

いかめしで有名な終点の森町では、青葉ヶ丘公園の桜が見頃。
2本の目立つ木は栗の木です。
ここは栗の大木が多く、桜も100歳の大樹が揃っていて
どっしりした氣に満ちています。

短時間で豊かなショートトリップが楽しめました。