みなさんショピンをご存知ですか?
「ショピン」という名前を聞いただけで、
私はもう好きになってしまいました。
その卓越した言語センスとユーモア、ほのぼの感が伝わってきたからです。
最初の出会いは2010年6月にアルボル・ハル小屋で行われたライブでしたが、
その後はるえさんから『春のソノタ』を手渡され、すっかりとりこに。
どこか懐かしく、でも新しいメロディにのせて、
日本語のおもしろさをたっぷり味わうことができる楽曲の数々は
すましたカオしてへんてこりん。
文学で言ったら稲垣足穂の世界にちょっと似てるかも(1stアルバムあたり)。
童心にかえって春の野原に繰り出すような楽しい音楽は、
ここ数年NHKでも聞かれるようになりました。
「おじゃる丸」のエンディングテーマ「マロのさんぽ」や、
2月のみんなのうた「ビーフストロガノフ」で子どもたちの日常に
なにげなく浸透中です。
この度、三月の羊でもニューアルバム『猫のいる音楽』と
今の季節にぴったりなミディアルバム『春のソノタ』を置かせて
いただくことになりました。
中も見られるので興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
6月中旬には函館でライブがあるそうです。
ほのぼのとした音楽は明るすぎず、でも何かとっても前向きな
姿勢に満ちていて、世間のいざこざはまぁちょっとおいといて
視点を変えた世の中の美しさを改めて見せてくれる気がします。
5歳の息子は「ビーフストロガノフ」を爆唱。
親子で楽しむにもおすすめです☆