大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

花と音楽


かたつむりガーデンは苺の花盛り。
今年は苺が出回るのが早く、先週から店舗販売に苺のタルトが並んでいます。
キッシュは旬の蕪です。
この時期の蕪はほんとにジューシーで甘くて、毎日食べても飽きません。

先週の店内。かかっているのは
「Suite for Fragile Chamber Orchestra」yuko ikoma

今年の店舗販売が始まるにあたって、西荻の友人FALLの三品さんに見立ててもらいました。
音を奏でるからくり人形たちの、ちょっとたどたどしく、でも洗練された音色です。
FALLさんは西荻窪北口の裏通りにありましたが、1か月ほど前に一本線路寄りの、
駅からアンティーク街へ抜ける道へ移転しました。

新店舗にはまだお邪魔してませんが、先の店舗は私の中で西荻の森のような存在でした。
新鮮でセンスのある音楽と本がいつも用意されて、作家さんたちが出入りし、
気の利いた雑貨が置いてあって。
大沼はすばらしいところだけど、時々、ここに住みながらどこでもドアがあって
西荻にふらっと行けたら完璧なのに、なんて思うことがあります。

Yさんの納屋からいただいた枡に雑草を生けてみました。
毎週遠くから近くから来て下さるお客さんに感謝です。
3年目にしてようやく看板ができたというやる気のあるのかないのかわからない店を
見つけてくださってありがとうございます。

他愛のない看板ですが、写真を撮っていかれる方がにこにこされているのを見るにつけ、
冬の間夫をせっつきつづけ、ようやく今季の始まる朝出来上がって良かった!と
心から思います。
夫が外側にかまけず、ひたすらお菓子とパンを作ることに専念している為だと
わかっていたのですが、看板だけは本人に作って欲しく、3年待ちました。

私にできるのは、室を整えること。
明日もお菓子とパンたちが輝くよう部屋を澄ませて、
緑の大沼でお待ちしてます!