大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

つぶつぶの続き

虫の音がきれいな季節です。大沼では木々の葉が紅葉しはじめました。
今週はアリサンからミューズリーやドラフルーツを入荷。
日々の食卓に添えてお楽しみいただければと思い、栄養価の高いものを選びました。

ミューズリーにカカオニブとゴジベリー(クコの実)を加え、豆乳をかけたもの

チョコレートの原料となるカカオニブ。甘みはなくほろ苦い。
ミューズリーに加えると、他の穀物やフルーツの甘みが加わって美味しいです。
ポリフェノールたっぷりで、チョコレートだと糖分や油分が気になるという人におすすめ。

アンチエイジングに効果があると言われるゴジベリー(クコの実)
ミックスしてデザートなどに入れると色もきれいです。

基本地産地消派で和食だけあればOKな私ですが、子どもと夫には洋食の方がウケが良く
調理時間も短いのでこの頃は大きくとらえて色々な場所のものを食卓に取り入れています。
(おにぎりで育てた息子1と違い、息子2は色々知ってる分バラエティに富んだ要求がきます)

オーツ麦を蒸して作ったオートミールや、そのオートミールにドライフルーツやナッツを加えた
ミューズリーは、昔はあまりなじみがなかったのですが、先日夫が体調を崩したとき
辰巳芳子さんのスープを作ったらレシピ中で見かけ、食が細い人にはぴったりかもと思い出しました。

辰巳さんはオートミールに白ごまやきな粉、そば粉などを加えたオリジナルのミックスシリアル
も常備され、栄養補助に役立てておられるそうです。
洋物・味気ないという思い込みを捨て、豊かな食の知恵として私も家族の健康に役立てたいと思います。

アリサンの代表ジョンのお母さんは、彼の学生時代下宿先にオリジナル「グラノーラ」を送り、
その美味しさは友人の間で評判になりみんなが心待ちにするようになったとか。
私も学生時代母から届く箱にいつもすりごまや煮干し粉が入っていたことを思い出しました。

日本ではコンビ二やスーパーでしか見かけないジャンクフードのイメージがあるグラノーラですが、
西洋では手作りできる身近なもので、愛情がたくさん込められた家庭の味なのですね。
ミューズリーグラノーラも、もとは医師が考えた健康食品だそうです。

子どもが小さいうちは喉につまらないようお休みしていた雑穀も徐々に復活。
シンプルな食事にはこうしたつぶつぶの小さな力がとても大きな役割を果たしていると実感する日々です。