大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

じわじわと

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16日夕暮れ、玄関灯がつき、外側がほぼ完成した新店舗。この夕暮れの幸せ感は覚えがあるなぁとしみじみしながら心の中でお祝い。この家も同じ季節に建ったのです。

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外では子どもらがわらわらとはしゃぎ中。

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完全にキツネ穴の影響を受けている息子2。「クマ穴だよー」。
自分は「こぐま」という設定なもので。

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照度ないけど、この空気感で撮影したいなーと思い店内も。
床は楢の板を張ってもらい、私の宝物。
こういう床を箒で掃いたりぞうきんをかけたりするのって気持ちがいいですよね!


今日は朝もやが出るほど気温が上がり(と言っても最高5度くらいですが)、
ニスをかけられそうだったので、芹沢に試し塗りしてもらいました。
塗ると教室感UP!

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花巻の羅須地人協会の室内空間が好きなのですが、全体の床を塗ったらあんな感じになるかな。
そういえば、先日NHKのETV特集でやっていた「宮澤賢治 銀河への旅」は発見が多く、
私は初めて「雨ニモ負ケズ」が心に響きました。
この詩は一般的に子どもたちに未来像として生き生きと朗読させる道徳風の扱いが多いですが、何か変な感じがしていたのです。


今回の朗読の切なさたるや。
賢治の思いのようなもののがひりひりと立ち込め、本来の詩の雰囲気に近いのではと感じました。岩手出身の南雲大輔さんが朗読されていましたが、何度も聞き返したくなります。加古隆さんのピアノと相まって、心に刺ささります。再放送があればぜひご覧ください。

f:id:nekohi3:20190220162325j:plain出番待ちのカウンター椅子