大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

広々深呼吸

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「何もない」と言われてる大沼には広い空がある。

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冬になると現われる広い雪原がある。

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10都道府県で緊急事態宣言延長。1か月の延長辛いですね。日本各地にいらっしゃるお客さんの色々な状況を想像しただけでも、胸が苦しいです。福岡でソーシャルワーカーをしてるMさんは大丈夫だろうか。愛知のHさんは今もリモートワークだろうか。大阪で、東京で、みなさまどう過されてるだろう。お母さまの介護をされているあの方は?乳幼児のいるYやMは大変だよね…きりなく浮かんできます。だからせめて森の写真。

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道南は比較的感染者数が少ないとは言え、日々手洗いうがい消毒マスクに気を配るのはどこでも同じ。それでも森の中で広々深呼吸をしてさざめきに耳を傾けると、意識はぼーっと焦点が人間社会から自然界に移って、その時はコロナが消えたみたいに感じます。

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この凧は、数年前に大沼雪と氷の祭典で息子が買ってもらった綿あめの袋を使って夫が作ったもの。木の枝を裏側に張ってビニールテープを尾にしただけの簡単な仕組みなのですが、この日は風があり、気持ち良く上がっていました。冬は無風が多い大沼ですが今年は風が起こりやすく、数年来のトライでようやくうまく上がって満足そうな息子2。外は氷点下なのに手袋放り出して駆け回るふたりでした。

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クルミの力強い枝ぶりが空に映えてきれい。春が刻々と近づいてくる足音がします。