大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

高濱浩子作品展「まなざし」・7月25日までになりました

f:id:nekohi3:20210711225647j:plain

高濱浩子さんの展示、7月25日まで延長いたします。ぜひご覧ください。
幾つか展示替えしました。

私書箱1284>4作品のうち2点展示していたものをチェンジ

f:id:nekohi3:20210711230112j:plainf:id:nekohi3:20210611202203j:plainf:id:nekohi3:20210711230127j:plainf:id:nekohi3:20210711230445j:plain

閉じるとこんな風に冊子風になっています。(販売可)


<黄金の大地>8枚展示していたうち2枚をチェンジ

f:id:nekohi3:20210711230828j:plain

泥石で描かれた抽象画。見飽きない美しさ。
私は特に上の1枚が好きです。(葉書サイズ。販売可)

作品と辺りの緑が呼応してとても美しく調和した店内でしたが、緊急事態宣言の影響でご来店者数がまばらな日が多く勿体ないなぁと思い、高濱さんに会期の延長をお願いしたところ、ご快諾いただきました。

残り2週間となりましたが、すてきな出会いがありますように。
高濱さんのSNSにて展示作品の解説も行われています。見られない方の為に、こちらにも転記させていただきますね。高濱さんのインスタグラム
***************************

f:id:nekohi3:20210611193712j:plain「マゼッパ」(非売品)
20代の頃、家族で西洋雑貨屋アンニュイという小さなお店を営んでいました。昔は華やかだった静かな商店街の端っこへ、お客様たちはわざわざ足を運んでくださいました。

その頃、私はパリが大好きで、一年に一度買い付けに行くと空いた時間はサーカスを見に出かけました。
この絵はその頃に描いた架空のサーカス団員マゼッパです。
画材はクレパス5色。阪神大震災後、水が貴重でクレパスを使い始め、この絵の頃1998年はまだクレパスを使って描いていました。
今でもそうですが、クレパスを握ると原点に立っているようなのです。クレパスを握ると生きてるだけですごいぞと思えます。
この絵は今年1月に、突然私の手元に返ってきました。お買い上げくださった誰か(どこの誰かわからないまま)が私に返してくれました。そして今北海道で展示できています。
************************************