大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

主食の調達

厚沢部の話その2。
北海道では胚芽米がなかなか手に入らない。
ご飯は白米で、お肉とか力のつくおかずをいっぱい食べるのが
北海道では主流のよう。スーパーでは9割白米で、たまにあって玄米。
農薬に関する表示も少ない。

白米に雑穀混ぜたりもしたけど、やっぱり胚芽米食べたいなぁ。
安心して食べられるやつがいいなぁ。
という気持ちが高まりに高まって、今回の旅。

うちは普段、ご飯とみそ汁さえしっかりしていればよしと
野菜中心のシンプルな調理(手抜き料理とも言う)ばかり
しているので、柱は大切。
どんなに粗食でも、お米がおいしくて、たっぷり出汁をとった
自家製みそのみそ汁があったら、満足できるもの。

はるえさんに紹介してもらい、厚沢部で無農薬米を作っている
清和の丘農園を尋ねた。午前中の明るい時間だったが、
風がびゅーびゅー吹いて、赤井川より一段と寒い。


端正な畑に、新米が干してある。厳しい自然と向き合い、
山本さんたちが手間をかけて作ってくださった
ずっしり思いお米の袋をいただいて、
これで冬が越せそうと心強くなった。

朝の気温が5度を下回るようになったけど、
炊飯器から立ち上るお米の炊けてくる音を聞くと
よし、起きようって気になる。
ストーブ、夜だけ少しつけはじめた。