大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

母の皮

webマガジン「ちいさないえ」で連載している「えほんのはなし」の
9月号ができました。6、9、12、3月が私の担当です。→


今回は、ずっと書きたかったノラネコぐんだん&ピッピ絵本版シリーズについて。
気持ちがあふれすぎて、まだうまく整理できていない感がありますが、
気になった方はぜひお手に取ってみてください。
どちらもとにかく楽しく読み応えのあるシリーズです。


「えほんのはなし」でも触れましたが、最近息子1から「怒ってばかりいる」「こわい」
などの苦情があり、「じゃあにこにこ注意してみたらどうだろう?」と
朝から実験中の親子です。
それで効果があるなら、何も怒りたくて小言を言っている訳ではないので
助かりますが☆さてさて。

これでも、コーチングやアドラー心理学などの本で勉強しながら
なるべく効果的な言葉掛けを心がけているのですが、息子1だけのときと違って、
男子2人の調子に乗った動物園状態の渦中に居ると「こらー!」とこぶしを振り上げ
たくなるような気持ちになることだって、そりゃありますとも。
だって穏やかに声をかけても聞いてないじゃん!

絵本の中にいるときは、私だってお母さんの皮を脱いでピッピたちと遊びます。
ノラネコぐんだんだって、ノラネコの方に入るよ。だって楽しそうだもん。
人間だけが、どうして子育てでこんなにタイヘンな思いをしなくてはならないのか、
私はいつも疑問です。(解はなんとなく出ていますがまた別の日に)

とりあえず、冷静に勘定して子どもらが自分のことを自分できる率を増やして
いくしかないので、そこにエネルギーを配分することは惜しまないよう
気をつけています。