大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

北海道産なたね油

中秋の名月
庭のススキとお花、息子1と作ったお団子をお供えし、電気を消して楽しみました。
みなさんの所からはお月さまが見えましたか。

今日は名月のように黄金色に輝くなたね油のお話です。

塩と同じく悪者にされがちな油ですが、良いものは
むしろ脳血管病の予防やガン抑制の働きを持つそうです。

三月の羊で使っているなたね油は100%北海道産。
低温圧搾なので油がいたみにくく、コシがあります。
有機溶剤を使っていないので、本来の栄養がしっかり含まれています。

戦前100%国産だったなたね油は、安い外国産の油におされて、
現在ではわずか0.04%の国内自給率だといいます。
「菜の花畠に入り日薄れ」ではじまる「朧月夜」でも歌われている通り、
かつては美しい日本の原風景を作っていたことでしょう。
私たちが選ぶ食の選択は、風景にも影響しているのですね。

帯広の(株)エコERCさんは体に優しくおいしいなたね油を作ることに
尽力し、油かすは土へ還せるよう、取り組みを続けています。
おいしいから使っている、という理由がまずありますが、
こうした環境へ誠実な配慮にも、心を打たれます。

生産してくださることに感謝し、少しでも応援したく、
この度店舗でも販売を初めました。
こくのある黄金色のなたね油、ぜひお手に取ってご覧下さい。
家でも使っていますが、くせがないのでオールジャンルに活躍します。
900g 1380円+tax


三月の羊でなたね油を使っているもの>
ひつじパンDX、食パン、コッペパンクルミパン、レーズンパン、
米粉のクッキー、豆乳マフィン、豆乳バナナマフィン