先日ご紹介した「田舎暮らしの本」8月号(宝島社)が発売されました。
全国の書店でお手に取っていただけます。ちょっと恥ずかしいですが、
66ページから3ページに渡って、家族の様子をレポートしていただきました。
さて、母が来て休日函館観光を楽しみました。
遊んでばかりのようですが、ねこひ日記では、みなさんが
大沼・函館に遊びに来て下さる際の参考になればいいな、
と思って積極的に観光情報を載せています。
近くの方でも違った目で見る近場のレポートを楽しんでいただいている
ようで嬉しいです。
私はイザベラ・バードの『日本奥地紀行』が大好きです。
明治の日本を旅したイギリス人女性の紀行文なのですが、
素朴な驚きを大事に率直な物言いで書いている文章がものすごく面白いです。
すばらしい晴天に恵まれ、きじひき高原へドライブ。
来年3月に開通する北海道新幹線の終点、新函館北斗駅から
車で15分の場所にあります。
駒ケ岳と大沼・小沼を一望でき、この日は羊蹄山まで見えました。
こんな場所に住んでいるんだ!と改めて大沼を俯瞰して
新鮮な気持ちになりました。
きじひき高原からは360°のパノラマが楽しめ、反対側には
海に浮かぶ函館山が見えます。(上記写真中央。柵の途切れ目辺り)
それからちょっと足を延ばして函館公園内にある「こどもの国」へ。
小さな敷地にギュッと乗り物が詰まった
手作り感あふれるレトロな遊園地です。
稼働しているものでは日本最古の観覧車や、木出てきた木馬など、
人が作った〜という感じにあふれているためか、
昭和31年から大切にされ続けてきたためか、
とても雰囲気のある遊園地でした。スタッフの方たちにも
ディズニーランド並みテンションを感じました。
小学生になった息子1はユンボでボーリングピンを倒すゲームに挑戦。
公園内には動物園や図書館もあり、のんびり散歩して一日楽しめる場所です。
公園の片隅に控えめにある噴水塔は明治時代のもので、
函館の上水道完成のお祝いに、横浜の英国商から贈られたそう。
先週遠足で来た息子1から「この噴水塔、世界で2番目に古いんだよ」
と言われて「??確かに古そうだけど二番目って…」と由来を調べ、
横浜に続いて日本で二番目(日本人が手掛けたものとしては初めて)の
上水道が函館に敷かれたと知りました。
開港したばかりの明治の函館はさぞかしハイカラだったのでしょうね!