庭に紅玉の花が咲きました。去年はほんの小さな実が2-3個生っただけですが、固いけど野性的でおいしかった。確実に花数を増やしています。桃源郷でも作るの?と思うほど果樹を熱心に植えていた夫ですが、日照時間が少ないことや土が固いことから最初はなかなか大きくならなかった果樹たち。去年くらいからずんずんと花実を結ぶようになり、彼の苦心を長らく見ていた私にとっても心からほっこりする花々です。
閉じているつぼみ(外側)はほんのりピンクで、開くと(内側)は白。いろどりが可愛い。また、林檎は葉の裏がくすんだグリーンで、樹形とともに離れたところから見る姿は何とも愛らしいのです。
↓ 出始めは全体が柔らかくくすんだグリーン
病院で出会ったSさんというおばあちゃんはムーミンの作者ヤンソンさんみたいな目をしてとってもキュートで、私もこういうおばあちゃんになりたい!と思って観察していたのですが、一緒に過ごしていると、彼女が日々窓の外を眺めたり(なんと双眼鏡持参)、漢字電子辞書で知らない漢字を見るそばから調べてノートに書いたり、頭の中で短歌をひねったりしていることがわかりました。
あのすてきにキラキラしたいたずらっぽい目は、「何か面白いことないかなぁ」という目だったのですね。家から外を見る時も森の中を歩くときも、その気持ちを持っていると、今まで以上に発見が多く、今回も紹介しきれないショットがありましたのでまた次回。