大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

夏の旅のおすそ分け2~繁次郎浜


翌日は厚沢部を通って江差へ。厚沢部の道すがら見えるこんもりした突起の緑から覗く白い岩肌は、去年石の旅で行った「シラフラ」からの続きだよ、と夫が教えてくれました。そうして見ると急に風景がひとつづきにパノラマ化し、穏やかで単調に思えた厚沢部の景色がドラマチックに見えてきました。

そのまま海へ抜けると江差。この海岸は、それこそ去年行った奇岩巡りの乙部からつながっているので、石屋の旅の続きともなりました。追分ソーランラインは、石好きにはもってこいの海岸ですね。バラエティに富んだ石の旅ができます。


重次郎浜の石はまた独特で、めのうの混じった光沢のある石が多く、目を奪われました。すばらしい浜でした。


キラキラ光る石達は、早速石屋に並びます。

全国旅行支援が終わり、交通の便が良いとは言い難い道南の名所は、大沼も含め少し静かめなこの頃ですが、切り口を自分で見つけ、つないでゆくと、ガイドされないすばらしい世界が見つかること請け合いの素材の宝庫です。

北海道では今年に入ってだけでも「北海道石」の発見や遠軽町の黒曜石が「日本最古の国宝」に指定されるなど、石ネタが続いています。シラフラもGLAYのTERUさんのご紹介でブームに火が付いたようですね^^

美しい道南の魅力が、じわじわと皆さんに伝わり、再発見されてますます磨かれてゆきますように。今日も静かな森の片隅でお待ちしています!