大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

はじまりました!

おかげさまで、今シーズンの店舗営業も順調にスタートを切りました。初日に来てくださった皆様、心を寄せて下さった皆様、ありがとうございました。
土日は季節の野菜の豆乳キッシュを焼いています。今はかぶ。

雪が解け、暖かい春の日差しでぼんやりできる幸せな季節です。今朝は白鳥が次々に空を渡ってゆきました。帰る日なのかな。

息子1に代わって、急成長を見せている息子2が、昨日は大活躍。電子化したレジにあたふたしている夫のサポート役をしたり、まだ店に運ばれてなかったものを取ってきてくれたり、お客さんにサーブをしたりと頼れる存在として輝いていました。

以前から、私とふたりで過ごしている時はわりと大人しかったり優しい思いやりのある態度なので、「知ってるよ。ふだんはお兄ちゃんと違うキャラが強く出てるけど、こっちが本来のKだよね?」と言うとにやり、と笑って去る弟。

「お父さんにもやって」と夫が肩もみを要求すると「つよものは知らん」。「よわもの」である私は助けてくれる息子2。昨日は俺がいなきゃダメだ、と感じたのか、本当によく気が付き機転を利かせ動いてくれました。

体力があってきめ細やかなお世話ができる息子2なので、「お世話が上手だね。Kは体力あるし介護のお仕事にも向いているかもね」と時々声を掛けていたのですが、最近では自分でもお世話が上手かも、と自信をつけていているようです。

何でも器用にこなす兄という存在が近くにいた為に、繊細な息子2は自分をだめだと思いがちで、私と夫はそんなことないよ、年齢も違うし、別々の子なんだしさ、とKのすばらしいところも列挙していたのですが、キャラ的に怒られる回数が多く、兄がいると「自分は無理」とすぐに引っ込んでいました。

ほめ言葉だけでは信じてもらえなかったけど、こうして体験として「自分が役立つんだ」という実感が、どんどん自信になって良い循環を生んでくれるのでしょう。底力があるので、私たちの想像もつかないような未来を切り開いてゆくのかな、と思っています。

 


一番上の写真はカシスのリンツァー。こちらはカシスジャム(自家栽培・自家製)が少量の為、基本は店舗限定ですが、ねこひ日記をご覧になっている方には少量お分けできますので、ショッピングカートの備考欄にお書きください。カラメルタルトと同じお値段です。

それでは、今年もよろしくお願いします!
今日も春の大沼でお待ちしています。